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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日お母さんと帰省していた長女とカキを食べに行った。我が家は海まで車で2時間弱かかるのだが、そこに新しくカキ小屋ができたのだ。カキ小屋とはカキが食べ放題で食べられる食事処の事だ。通常は焼きガキもしくは蒸ガキを目の前で作ってひたすら食べるところを言う。
お母さんが以前から一度カキ小屋に行ってみたいと言っていたのだ、長女の帰省に合わせて行ってみることにした。 しかしながらお父さんには不安があった。お母さんは本当に食べ放題で食べるほどカキが好きなのだろうかということだ。
結婚して20年、出会ってから30年になるが、お母さんが積極的にカキを食べるのを見たことがない。お父さんが会社の同僚に聞いた話では、最低でも20個、食べる人だと50個ぐらいのカキを制限時間内に食べるという。 そもそも普段から比較的小食なお母さんが、そんなにいっぱいカキを食べるだろうかと考えたら、「無理」という結論に達した。
そこでカキ小屋ではなく、新鮮なカキが食べられる市場の食堂にお母さんと長女を連れて行った。まずはどれぐらいカキを食べるのかを見てから、たくさん食べるようならもう一度カキ小屋へ行こうと話をして。
結論から言うと、お母さんにカキ小屋は向かないということになった。焼きガキを2個、生ガキを1個食べただけで、お母さんはもうカキはいらないと言い出したからだ。 お父さんもカキは3個も食べれば十分満足する。いやそれ以上食べたらおそらく気持ち悪くなるだろうと思う。アメリカのオイスターバーでお母さんと食べたカキは、小ぶりだったし、日本のカキと違ってクセがなくすっきりしているので、一人1ダースでも簡単に食べることができた。しかしながら日本のカキは大きいし、味もしっかりしていてスッキリとは程遠いものだ。
今回カキを3個食べたお母さんは、カキ小屋は一生行かなくていいと言い出した。お父さんも同じ思いである。無理してカキを腹に詰め込むよりも、美味しく食べられる数個をゆっくりと食べた方が、体にも財布にも優しい。 でも一度くらいは挑戦してみたいという気持ちがお父さんにはある。わんこそばに挑戦したときも、2度目は無いと思ったのだが、カキ小屋はまだそういう気持ちにはなっていないからだ。なんでも1度は体験してみたいのが、お父さんの性格だ。誰かカキ好きの人と一緒に1度は行ってみたいとまた思い始めた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.30 00:10:12
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