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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんが子供の頃、ゲーム機は存在したが、今の様に誰もがどこでもできるようなものでもなかったし、お父さんの様に親の方針でゲームを一切持っていない友達も数多くいた。よって子供はもっぱらみんなで集まって外で遊んでいた。 お父さんは第2次ベビーブーム世代(団塊ジュニア)なので、子供の数が多くどんな遊びでもスポーツでもすぐに人数を集めることができた。野球、サッカー、ドッジボール、ラグビー、バレーなどその時の流行りがあり、何でもやってきた。
我が家の子供たちを見ると、小学生の時からスポーツとは体育の授業でやるか、スポーツ少年団のようなものでやるかしか選択肢がないようだ。子供の数も少ないし、そもそも公園での野球やサッカーなど禁止されている(球技禁止と書いてある)。 結果として専門でやっているスポーツはできるようになるが、昔の子供の用にオールマイティーになんでもできる子供というのが極端に少なくなった印象を受ける。
息子は小学生からミニバスを始め、中学校でも部活でバスケをやってきたので、バスケに関しては、結構上手な方だ。学校の体育レベルであればヒーローになれるかもしれない。 しかしながら、野球は打つのも捕るのも投げるのも下手くそだ。サッカーなども同様だろう。バスケ限定のスポーツマンなのだ。
息子に聞くと、オールマイティーにスポーツができる友人がいるかどうかもわからないらしい。何せ披露する場所が無いので、部活以外のスポーツがどれぐらいできるかは未知数だと言う。球技大会などがあっても、普段そのスポーツをやっていないので、どのレベルが上手なのか判断もできないようだ。
息子の話では、確かにスポーツができる人になって、女子から人気を得たいという気持ちはあるが、周囲の男子が専門でやっている種目以外できないことが多いので、バスケで活躍できればとりあえず劣等感は抱かないで済むらしい。 お父さんが子供の頃の、一種目限定のプレイヤーはスポーツができる人とは認められなかった状況とは、かなり違っているようだ。
先日息子がボーリングを友達とやってきたというので、スコアを聞いたのだがやはりレベルは低い。考えてみると、年に1回地域の商工会でボーリング大会が有り、毎年若者を中心に出場するのだが、トップテンはほとんどお父さんの世代かさらに上の世代の人たちばかりだ。ゴルフの様にハンデが無いので、上手い下手がそのまま順位になってしまう。
もろもろを考えると、スポーツに関しては、昭和生まれでよかったと思う。とりあえずメジャーなスポーツは一通りやってきたので、人生においてあまり苦労したことがない。人並みにはできるというのは、結構なメリットである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.20 00:10:11
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