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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日お母さんから次女の部活で問題があったと連絡があった。次女は中学校で卓球部に入ったのだが、1年生の時から1学年上の先輩たちから嫌がらせを受けているという話は聞いていた。 練習をまじめにやることを邪魔されたり、聞こえるように練習中に悪口を言われるなど、陰湿と言えば陰湿だし、他愛もないと言われれば他愛もないレベルだ。ただ中学生の精神力では、気にしないで続けるというのがかなり大変だったようだ。
今回は、練習場所を変更したことを一切教えてもらえず、学校中を探してようやく合流したところ、「遅刻、さぼり」と非難を受けた上に、ちょっとしたしごきを食らったらしい。昭和の部活を経験してきたお父さんから見れば、それぐらい大したことではないレベルなのだが、今の子供には相当精神的なダメージがあったようだ。
同学年の全部員で部活の顧問に苦情を入れたらしいのだが、顧問の先生からは「あなたたちが悪い」「3年生はそんなことをしない」とほぼ全否定されたらしい。結局先輩への不信感に加えて、顧問の先生への不信も追加されてしまい、泣いて帰宅した子供たちをみて親がお互いに連絡を取り合う事態になったようだ。
中総体までもうすぐで、ちょっと我慢すれば引退していくので、それまで部活を休めばいいのではと思ったが、我が家の娘は退部を選択した。他の同級生は我慢する方を選んだらしい。子供の選択なので、退部でも継続でも良いと思うのだが、娘の話が本当であれば、学校の先生というのは相変わらずろくでもないのが多いと感じた出来事だった。
少なくとも泣きながら訴える2年生が話している内容を、全否定してあなたたちが悪いと言えるところがすごい。理由を推測するのは簡単だ。もともと上の学年の部員は素行が良いとは言えず、それなりに問題を起こしていると聞いていた。 おそらく彼女たちに注意をするよりも、おとなしい2年生を言いくるめて終わりにしようともくろんでいるのだろうと思う。
さらに、その上に全体統括の顧問がいるらしいのだが、その顧問の先生は、訴え出た顧問に丸投げして、一切姿も出さなかったようだ。我が家を含めて2年生の各親が、通常の顧問では話にならないと判断して、統括顧問宛に手紙を渡したらしいが、「顧問の先生に渡しておきます」と言われて中も見ていないということだった。
子供のころ、学校の先生というのは、人格者であり尊敬すべき人たちという思い込みをある程度持っていた。先生の言うことは正しいと洗脳されていたともいえる。しかしながら、自分の同級生が先生になったり、自分が年齢を重ねて子供の担任が年下だったりするようになると、学校の先生もタダの人間で頼れるとか、頼もしい先生というのはほとんどいないと思うようになる。
自分の会社の社員を見ても、自分勝手だったり、わがままだったりあまり尊敬できない人が山ほどいるのだ。学校の先生だけがきちんとした人ばかりということはありえないだろう。 今回の次女の退部騒ぎでも、先生という職業にいるからと言って、特別何かが優れているという訳ではないことを改めて認識した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.19 00:10:11
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