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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
5月の連休を利用して、同僚とダナンとホーチミンに旅行に行った。ベトナムは5月ともなれば日本の真夏の暑さである。今回の旅行中は天気が良く、そのせいで気温もかなり高かった。連日35度を超えていて、おっさん3人は暑さに負ける旅行になってしまった。
そもそもベトナム人ですら、夏の日中は外へ出ない。クーラーの効いたお店で働いている人はともかく、建築や道路工事の作業者も日中は働かず、早朝と夕方にしか作業をしない。その他にも外にいるベトナム人は日陰や木陰でじっとしているのがベトナムの暑さ対策である。
しかしながら我々は日本人なので、旅行に行って日中ホテルで動かずにいるというのがなかなかできない。時間がもったいないと思うからだ。そんなわけで日中も頑張って動いた結果、お父さんは熱中症のような症状が出てしまった。 やはり無理をするものではない。
連休初日の朝、ダナンの空港に降りた瞬間に猛烈な暑さと湿気を感じた。暑いのは覚悟していたので、山の上にあるバーナーヒルズという観光地に行くことにした。標高1300mほどにあるので、少しは涼しいだろうと思ったのだ。一応寒さ対策に上着まで持ってきたのだが、全く不要だった。
有名なゴールデンブリッジ(神の手の橋)を見て、ぶらぶら歩いたが、暑さに負けて昼前にはバーナーヒルズを後にした。結局午後はチェックインしたホテルで夕食まで涼んでいた。 翌朝も暑くて外に出られず、結局チェックアウトまでホテルの部屋で過ごし、昼飯を食べて空港へ向かった。
ホーチミンでの初日は夕食をゆっくり食べた後、繁華街というか日本人街でカラオケでも楽しもうと思っていたが、お父さんは眠くて耐えられず、マッサージへ行って爆睡した後、ホテルに戻り風呂にも入らずに倒れ込んでしまった。気がついたら午前1時半を過ぎていた。
翌日は朝からホーチミンを観光した。朝8時半から外に出たのだが、最初は曇りの天気であまり暑くなかった。歩き出して10分もすると日差しが出てきた。クモリだと思ったのは朝靄だったようだ。 ベンタイン市場、解放記念堂、戦争博物館などを歩いて回ったが、暑さがひどく、タオルは汗でぐしょぐしょになるし、喉はカラカラで倒れそうだった。
結局午後は、ホテルで夕食まで過ごした。夕食までクーラーの効いた部屋で寝ていた。夕食の後、解放記念日の花火を見に行ったが、ここでも汗でぐっちょりになってしまった。最終日の朝、お父さんはあまりにもホテルに居続けているのがもったいなくて、朝から散歩に出て、ベンタイン市場などで買い物をしたが、案の定汗でびっちゃりになり、体はふらふらだった。
ホーチミンからハノイに戻り、会社の寮に戻った時にはふらふらだった。荷ほどきだけ無理やりやって、シャワーを浴びた後は立っていられない状態で、ベッドにもぐりこんでぐっすり寝てしまった。
ベトナムでの旅行は同僚と出かけるので、毎回おっさんだけの旅になる。若ければもっといろいろ出かけるのだが、一緒に行った同僚は、お父さんが50代、もう一人が49歳、最年長が63歳とかなり疲れたおっさんたちである。 暑い時期の旅行に向いていないと言えるかもしれない。お父さん以外の2人も日中はずっとホテルで過ごしていた。
今年の夏に、家族でディズニーリゾートに行ってみようかと思っていたが、今の体力ではお父さんは無理かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.11 00:10:12
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