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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
日本人は、「南国フルーツ」とか「トロピカルフルーツ」と聞くと、甘くて美味しいイメージがわく人が多いと思う。マンゴー、パイナップル、ライチ、ドリアン、バナナなどどれも甘くて美味しいフルーツである。まあドリアンは人によって評価は異なると思うが、果物の王様と言われるフルーツなので一応入れておく。
ベトナムは、日本人にとってはフルーツ天国である。あらゆるトロピカルフルーツをいくらでも手に入れることができるし、値段も安い。日本産のマンゴーは高くて食べたことがないが、ベトナムでは1個数十円で購入できるので、お父さんはよく食べている。 ちなみに日本では名前をあまり知られていないものも含めて、ロンガン、ランブータン、マンゴスチン、パパイヤ、スイカ、メロン、スターフルーツなど日本ではあまり見かけることがないフルーツもたくさんある。
さてここからが本題なのだが、日本人はほとんど食べることがないが、ベトナムでは結構人気があるフルーツに、青いマンゴーがある。これは品種が異なるのではなく、まだ熟れて黄色くなる前の青い色の状態で収穫して売っているマンゴーである。 甘みはほとんどなく、味もあまりないので塩をつけて食べる。日本で言うともろきゅーのようなイメージだろうか。
熟れるまで待てば、甘くて美味しいマンゴーになるというのにわざわざ青いうちに収穫して食べるというのは、不合理だと最初は思っていたが、最近はお父さんも青いマンゴーを食べると美味しいと思うようになっている。 理由は簡単で、水分補給と考えれば実に効率的で美味しいのである。
甘いものというのは食べると意外と喉が渇く。おそらく甘い食べ物で上がった血糖値を体が下げるために水分を必要とするとか理屈もあると思うが、甘すぎる食べ物は食べた後に水分が欲しくなるのだ。 暑くて喉が渇いているときに、トロピカルフルーツを食べてさらに喉が渇くのは本末転倒である。トロピカルフルーツがジュースで飲まれるのもこれが原因の一つではないかと思うぐらいだ。
喉が渇いた時に青いマンゴーはとても美味しく感じる。ゴルフ場でキャディさんがよく食べさせてくれるのだが、ややすっぱめの青いマンゴーを食べると喉の渇きが癒える気がする。 そんなわけで、意外とベトナムには甘くないフルーツが存在していて、国民から受け入れられている。
日本人にとって、最初は美味しくないと感じるだろうが、水分補給という意味では甘くないフルーツは結構おすすめである。 ドラゴンフルーツなどは、サボテンの実であるが、東南アジアならどこでも食べられている甘みが少なく水分多めのフルーツである。
その他にも、パッションフルーツ、釈迦頭、ジャックフルーツ、ローズアップル、グァバなど初心者向けではないが、はまると美味しいフルーツはたくさんある。ぜひトライしてみてほしいと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.18 00:10:12
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