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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
日本に帰国したら、さっそくいろいろと出かけようと思っていたのだが、いきなり出鼻をくじかれてしまった。高校生の息子も中学生の次女もどちらもテスト期間に突入してしまった。週末に勉強をしているわけでは無いのだが、父親として遊びに連れ出すわけにはいかない。まったく世の中うまくいかないものである。
それにしても我が家の子供達は勉強をしないと、今回本当に感心してしまった。お父さんもそれほどきちんとやっていたわけでは無いが、テスト期間の週末は夜中に勉強をして、日中眠るぐらいには勉強していた。 ただし、部活停止になる期間はそれほど勉強していない。なぜなら、この期間は今まで気にもならなかったことが気になる期間だからだ。
買って放置していた小説が無性に読みたくなり、読みだしたら止まらなくなって最後まで読んでしまうとか、普段は親が見ているテレビなど一緒に見たりしないのに、妙に面白く感じて遅くまで一緒に見てしまったりと、勉強以外のことがとても面白く感じてしまうのだ。 我が家の子供達も、もれなくこの罠にはまっているようだ。今はスマホがあるせいで、息子はいつもよりもスマホを見ている時間が長いとお母さんが嘆いていた。
そういえば、テスト期間中にお父さんが最も無駄に労力を使っていたことがあることを思い出した。それは部屋の掃除である。机の上の片付けから始まって、気がついたら部屋中を掃除し、要らないものの整理まで始めてしまう。極めつけは家具のレイアウト変更(模様替え)まで進んでしまうことがよくあった。
テスト期間中というのは、本当に不思議なモノで、怒られてもやらなかった部屋の片づけなどがとても面白くできるというか、気合が入る。 よほど勉強が嫌だったのだろうと今でも思うことがある。子供が独立してしまえば、思い出すこともなくなるかもしれないが、同じことをしている子供が我が家にいる限りはまだまだ思い出す機会は多いだろう。
息子も娘も学校の成績が良い方ではない。お金を払って塾にも行かせているがあまり効果は無いようである。効果がないならやめさせてしまおうと何度も思ったが、やっていてこの成績ならやめたらどうなってしまうのかと思うとやめさせることもできなかった。
話がそれたが、テスト期間中に勉強以外に熱中するというのはお母さんにはなかったらしい。ただそれはお母さんが特殊なのだとお父さんは思っている。大学生の頃、こういうテスト期間中のあるある話はお互いによく話したことがある。 若い時は自分のための勉強というよりも、何となくやらされている感覚が強い。まあお父さんは未だに資格試験など一夜漬けで対応したりするので、本質は変わらないのだろう。子供達を怒りつつも、勉強などしないことはわかっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.01 00:10:14
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