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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お母さんが熱を出した。39度を超えたとLINEで連絡がきた。とりあえず家に合った検査キットで確認したが、幸いなことにコロナでもインフルエンザでもなかったので、ただの夏風邪だと思う。 現在お父さんの周囲ではコロナの変異株に感染する人がそれなりにいる。先日は80歳を目前にした知人の旦那さんがコロナからくる肺炎で亡くなったりもしている。社員でも家族全員コロナになったという人も出るぐらいにはコロナが身近なものになっている。
お父さんは仕事で会社に来ているが、子供達は夏休みだ。必然的にお母さんの家での仕事というか家事が増えている。少なくとも昼飯は子供の分を用意しなくてはいけないし、子供の夏期講習の送り迎えなど時間に縛られることも多いようだ。 さらに子供の就寝時間が夏休みに入って確実に遅くなっている。お父さんもお母さんも12時前には寝ているが、子供が起きているのでぐっすりと眠れていないのかもしれない。
夏風邪は○○がひくという言葉があるが、それをお母さんに言うと機嫌を損ねるので完治するまでは言わないようにしている。それとは別に、夏風邪は長引くことが結構ある。すぐに熱が治まればいいのだが、長引くと1週間ぐらいは治らないこともある。
我が家の子供は家を出ている大学生、高校2年男子、中学3年生女子である。これぐらいの年齢になれば、親が風邪で倒れたら代わりに家事ぐらいは出来て当たり前だと思うのだが、世話をさせることしか考えていない。まったくとは言わないがほとんど役に立たない。 お母さんが子供の夕食をお父さんに頼んでくるぐらいには役にたたないとお父さんもお母さんも思っている。
実際これまでも料理などをしたことがあるが、要領が悪いのは仕方がないが、まともに片付けもできないので、親の負担が増えるだけである。将来家を出た後どうするつもりなのかと心配になるが、教えを拒んだのは子供たちなので勝手にやってもらうしかない。 そんなわけでこんな時に役に立たない子供を抱えてお母さんも気が休まらないだろう。今回の夏風邪は長引く可能性がある。
困ったことに、我が家でお母さんは唯一の寒がりである。お父さんは一緒の部屋で寝ているが、夏はクーラーをかけるかどうかで毎晩のようにもめている。普段ならお休みタイマーを使用して2時間ほどクーラーをかけているのだが、高熱のお母さんが寒いと言ったらクーラーをつけるわけにはいかない。夜の気温によっては窓を開けて寝ることすらできないかもしれない。
我が家の家族は、お父さんは健康で体を壊すことはないと思っている節がある(コロナになった時もほとんど症状がなくまるで心配されなかった)が、実はお父さんもお母さんが体を壊すかもしれないとあまり思っていない。 そのため今回の様に突然熱を出されると動揺してしまう。子供達はお父さんが何とかするだろうと思っているだろうが、お父さんは万能ではない。こういう時に限って会社も忙しく来客や出張があるので、休むどころか早めに帰ることも難しい状態だ。 家族が体調を崩すと子供ですら、家の予定に影響を及ぼす。お母さんの夏風邪は今のお父さんにとっては結構しんどい。早く治ることを祈るしかない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.22 00:10:19
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