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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日出張に行って泊まったビジネスホテルのベッドが、「エアウィーヴ使用」と書かれたベッドだった。言わずと知れた有名なベッドマットである。お父さんは昔から腰痛もちで、朝起きると腰が痛くて起き上がるのが大変だったり、ひどい時は全身が痛いということもあり、昔からエアウィーヴを試してみたいと思っていた。
しかしながら10万円を軽く超える価格なので、なかなか踏み切れずにもう10年以上過ごしていた。思いがけずエアウィーヴが試せると、ホテルの部屋で興奮してしまった。お母さんに連絡してウキウキと報告してしまったほど、うれしかった。 ベッドに横になっただけではあまり普通のベッドマットとの違いは判らなかった。やっぱり過剰宣伝なのかなと思っていたが、翌朝目が覚めて驚いた。
いつもは腰が痛かったり重かったりして、起き上がるのに少し注意をしながら慎重に起き上がるのだが、その日の朝は実に体が軽かった。腰だけでなく、体全体から疲労がとれたようなスッキリ感で、起き上がるのも簡単だった。効果の高さに本当に驚いてしまった。
とはいえ、たった一晩寝ただけで数十万にトライできるほどお父さんは裕福ではない。このまま1週間ぐらい試すことができれば購入も検討できるのだが、1泊の予定だったのでそれもできないままホテルを後にした。 エアウィーヴは購入後、体に合わなければ無償で返品が可能なのだが、昭和生まれのお父さんには、一度使ったものを返品するというのはどうしても気が引けてしまう。
ちなみにテレビでよく宣伝していて、通販番組によく出てくるトゥルースリーパーというのも、今回検討してみた。エアウィーヴよりも値段が安く、それなりに評価も高いと思ったからだ。 ネットで2つのマットの比較なども読んでいろいろと検討をした。
その結果わかったのが、エアウィーヴは「高反発マット」で、トゥルースリーパーは「低反発マット」であるということだった。それを知って、お父さんはやはりエアウィーヴ1択に気持ちがなってしまった。
新婚の頃、会社の社宅に住んでいたのだが、同僚の新婚夫婦から「購入したのだが、体に合わないのでもらってくれないか?」と高級な低反発マットを譲り受けたことがある。夫婦そろって腰痛もちだったお父さんたちは喜んでその低反発マットを譲り受けた。 その結果、二人とも腰痛が悪化してしまった。どうやらお父さんたち夫婦の体にも低反発マットは会わなかったらしい。
低反発マットは、確かにマットにかかる荷重は分散されるのだが、マットが体の形状に合わせて沈み込む(へこむ)ため、寝返りを打つのが難しくなる。おそらくコンセプト的には寝返りを打つ必要がないぐらい、体への負担が少ないというものではないかと思うのだが、当時30歳強と今より体力もあった時代のお父さんたちの体(睡眠?)には合わなかった。 結局そのマットは、さらに同僚の新婚夫婦に譲った。不思議なことに彼らの体には合ったようで、その後喜んで使っていた。低反発が体に合う人もいるのは間違いないだろう。
低反発に対して、エアウィーヴは高反発マットである。反発力が強く寝返りも打ちやすいが、低反発マットと同様にマットにかかる負荷を分散してくれる機能は同じであるようだ。マットが低反発の様に沈み込まないので、寝返りも打ちやすいようだ。 少なくとも低反発よりはお父さんの体に合っていると思うのだが、ネットで値段を見るたびに「買えない」と思ってしまう。
ネットで見る限り、エアウィーヴが体に合わない人も、変化を感じない人もいるようだ。数十万円出して、体に合わなかったり変化がないとしたら大変な出費である。まあ今は子供の学費で手いっぱいでもともとそんなものを買う余裕はないのだが、お試しで使ってみたいという気持ちは、あのビジネスホテルの1泊以来ずっと続いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.04 00:10:10
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