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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
先日長野に出張して、岡谷で名物のウナギを食べた。取引先の専務さんが連れて行ってくれたのだが、久々のうな重は本当においしかった。もちろん地元の人気店だそうで、かなり並ぶかもしれないといわれたが、雨が降っていたことも影響したのかすんなりと店に入ることができた。
ウナギには関東風と関西風があることを知っている人は多いと思うが、この店のウナギは関西風であった。 よく言われるのは、関東のウナギは切腹につながるから背中から裂いて、関西はお腹から裂くという違いである。 だがお父さんにとっての関東と関西のウナギの違いは一度蒸すか蒸さないかである。蒸したウナギはホクホクの身になって、ふっくらほっこりしたウナギを楽しめる。関西風は蒸さないで焼くので表面がパリッとした食感を楽しめる。お父さんにとってはうどんでも同じなのだが、関東風も関西風もどちらもおいしく楽しむことができる。
ただどちらかといえば、関東風のほっこりウナギのほうが好みではある。うどんはどちらかというと関西風が好きであるので、どちらかをひいきしているわけではないと自分では思っている。ちなみにたこ焼きの違いがお父さんにはわからない。たまに関西出身の人が、関東のたこ焼きはまずいというのを聞くことがあるが、たまたま食べた店がおいしくなかっただけなのではと思っている。
今回長野ということもあってか、白焼きではなく普通のうな重であるのにわさびがついてきた。これは関東も関西も関係ないと思うが、ウナギには山椒しかかけたことのないお父さんには新鮮なおいしさだった。 考えてみれば、名古屋のひつまぶしを食べるときはだしをかけてわさびも使う。ウナギにわさびが合うのは当たり前なのかもしれない。
東北には鰻屋というのが少なく、お父さんの住む街にはウナギ専門の鰻屋はない。今回の長野出張で、ベトナム行き前においしいウナギを食べることができたことは実に行幸であった。取引先の専務さんに感謝である。 ちなみにうな重の値段は「うっ!」と息が止まるほど高かった。自分一人ならともかく家族で食べに来たら焼肉屋よりも費用がかかる値段である。ウナギって本当に高価になったと感じた食事であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.18 00:10:15
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