FCフォース

やはり出ましたね！　
今大会の定番！
ハラハラドキドキスペシャル！

楽しんでいただけましたでしょうか？

いやはや・・・なんとも・・・。



立ち上がり５分の時点で感じたのは、明らかな韓国選手の重さ。
それに比べて、日本選手の切れの良いキビキビした動き。
そして、攻守の切り替えの部分で、ストッピングに入るタイミングがとても良い。
これなら、そう簡単に失点する事はないだろう。

やはり日程のアドバンテージは大きいようだ。


しかし、相手は韓国。
それまでの「流れ」に関係なく、一発で得点に結び付ける事に関しては
ワールドクラス。
やはり、パク・チソンへのロングボール１発から先制されてしまった。

それにしてもパク・チソンは速い！


ただ、この時点でいつもと違ったのは、
失点による失望感よりも、「点は絶対に取れる」と言う確固たる予感。

ここまで勝ち上がって来た「経緯」もあったかも知れないが、
何よりも、このゲームの「入りかた」が良かったせいだろう。

左右両サイドから、複数の連携で何度もビッグチャンスを造っていたしね。

予想通り、
先制して、見違えるように動きが良くなった韓国にも怯む事なく、
流れの中からエクセレントな同点弾をぶち込んで見せた。

この得点、まさに本田のストロングポイントが生み出した点と言って良いだろう。
カタール戦の時も書いた彼の「真骨頂」そのものでした。

自陣バイタルエリアの香川から、センターライン付近で外に流れながら
敵の間でボールを受け、奪われずにキープ。
大外のスペース（長友が抜ける）を消さぬように縦へドリブル。

そして長友のオーバーラップの時間を稼ぐ為のキープ。
それを潰そうと一人、また一人・・・。　　ディフェンス３人が本田を囲む。

その群れの外側に走り込み、一瞬集団に同化する長友。

再び前方にその姿を現し、閃光のように抜け出て来るのと、
ディフェンス３人の中から、スーっとボールが流れ出て来るのがまさに「同時」だった。

何と言う美しさ！

最高のタイミングで最高のタッチのスルーパスを出して見せた。
ウォーーッ

長友の折り返し、前田のシュートももちろんパーフェクト。

得点の質では、完全に「勝った」と叫んでしまいました。


「ああいう受け方」をした時の本田は、本当にスペシャル。

これまでの３試合、
トップスピードでボールを受け「即判断」と言うシーンや
速攻の中で「ターン」して「即判断」と言うシーンでは、
何度か後ろからのディフェンスにつぶされたり、コントロールミスで失ったり
している。

この日のようにハーフターンドポジションで、敵との間合いを造りながら
ボールを引き出し、ファーストタッチで前を向く。
これが、本田のビッグプレーの方程式だろう。

本田のキープは本当に独特。
取られそうで取られない。
身体の当て方が非常に特徴的なのだ。
ガツンと当てに行くのではなく、相手のエネルギーをドンッと受けながら、
次の運動のエネルギーに換えていくような・・・。

こういう持ち方をする人、世界でもあまり記憶に無い。


岡崎、前田は８０点。
結果も大事だが、私がフォワードに求めるのは、
何より「打つべき時」に、しっかり「捕らえたシュートを打つ」と言う事。
後は神様次第。

前田は守備面でも相当頑張っていましたね。

遠藤８０点。
私の大嫌いなボランチ、奪われるプレー、引っ掛けるプレーは殆んど記憶に無い。
横パスでリズムをつくり、長短の縦パスで攻撃のスイッチを入れていた。
前半１６分の、長友へのスルーなどは、何ともいえぬ絶妙タッチでした。

長谷部７０点
相変わらず献身的なプレー。
だがやはり、パスミスの多さがどうしても気になる。
前半だけでも３回は記憶に残っている。

どうもミスヒットによるパスミスが多いかな？


香川６５点。
・・・うーん・・・。

このまま終わってしまうのかい？

ドイツまで引きずらなけりゃ良いけど・・・。

絶対にスパイク変えた方が良いって！！　ホント。


長友８６点
良いほうの長友、久しぶりに見ました。

運動量の多さは当然のこと、その質。
そしてクロスの質やオーバーラップのタイミング。
グッドでした。
延長のあのシュートも惜しかったね。

ユベントス「あり」かも・・・？


内田６５点
何であんなにパスを引っ掛けるのだろう。
ライン際で貰って上げるクロス、８割は引っ掛けてる印象。
バイタルちょっと中めで受けたときは、そこそこ良いクサビを入れたり
するんだけど・・。
守備面でも１対１は正直見てられないかな。

全体に、前の試合よりは「マシ」になってたと言う感じ。


今野６８点、岩政６８点。
正直、テレビ中継でセンターバックの評価をする事自体、ナンセンスだと
思っているのだが・・。
何故なら、攻撃時のポジショニングや、カバーリングの意識や予測。
そういったものは映らないから。
９０分をＰＫの１点に留めたことは評価できるが、
ペナ内でのドリブル対応の弱さはちょっと致命的。

土壇場の失点に関しては、２０番のデカさが反則！！
チェ・ホンマンかっ

今野は遠藤が詰まった時、何度か良いクサビを入れていたが、
岩政はフィードミス多すぎ！！


萌君　８０点
送り出す指揮官がやって欲しい事をしていた。
本田（拓）とは対照的。

ゴールの後、本田（圭）が熱い抱擁していたなぁ。


本田（拓）３０点
赤点！
本田、長友が再三にわたって稼いだ時間をすべて「無」にするファール。
あの時間帯、相手の最も欲しいモノを与えるとは、
サッカーを知らないにも程がある。

その前にも、コーナーキックからバイタル中央で拾ったボール。
自身もフリーで、横には遠藤もフリー。
何を血迷ったか、ダイレで前方の岡崎へ難しいボールを入れ、奪われる。
負けてるチームかっ！！
「時間を使う」という意識ゼロ。
足つった長谷部の方が良かったとさえ思ってしまいました。


川島９０点
ＰＫに関しては、１００点です

守護神の座。　あぶなかったぁ・・・。


それにしても、延長終盤、敵コーナー付近での長友と本田のボールキープ。
前の日本は、ああいう事やらせると、決まって悲惨な結果になっていたモノだが、
どうしてどうして、しっかり時間使えてました。

本田はともかく、長友とのコンビで・・・・。
嬉しいシーンでしたね。

最後に
本田（圭）９０点。
らしいプレーが随所に
厳しいボールでさえ、ファールを貰ってマイボールにしてました。

そういえば、あれほど本人に得点が無いと、
不調やら不本意やら書かれていたのに、最近見ないねェそういう記事。
(￣ー+￣)
やっと少し解って来たかな？


ところで、私のつける点数ですが、テスト用紙が帰ってきたときのイメージそのものです。


専門家と言う人たちのつける「５．５」とか「６．５」とかの
意味が良く解らんので・・・。
１０点満点なんやろ・・？