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カテゴリ:プシコ(精神疾患)な毎日
「どうしても、当直をやる先生が足りない。少し色をつけるので、どこでも都合のいい日を1日でいいからやってもらいたい。」とある病院の事務長に頼まれて、臨時で当直のお手伝いをした。
何しろ、当直をやる医者が足りなくて、AAABBBCCAABCCB(A医師、B医師、C医師で2週間やりくり)みたいになっているのだから、行ってみてビックリだった。 ほとんど呼ばれない、ということにもビックリした。 行動制限の回診なんかも昼間にやってあって、夜行っても当直室にこもっている以外することがないのである。 これはこれで閉塞感があり私のような人間には意外に苦痛。 「あのぉ、私、ちゃんと来てるんですけどぉ。」と言いたいくらい誰にも会わず、看護スタッフにアテにされている感じも無い。 当直日誌もえらい簡単な記載ばかりで、どうして当直のやり手がいないのか不思議なくらいだった。 ひとつだけ、思い当たる理由があった。 ...この病院の常勤医の給与条件は、ものすごくいいに違いない。 常勤医の本給がとんでもなくいいと、当直なんかで「一晩数万円のはした金」を稼ごうという気持ちにはならないはず。 予想はしていたが、後輩のある先生が、給与明細を無造作に机の上に放置してあり、見ようと思わなくても見えてしまった。 働く気をなくすから、見なきゃよかった。 手取りがマジで私の2倍。 こりゃあ当直なんてやる気にならないわ。 しかも、その病院の1日平均外来患者数を、私はいつも半日で診てるんだよね。 だはは...泣けるというより笑ってしまった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月30日 20時45分41秒
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