新鮮人・第七集
新鮮人・第七話 麗華と家輝、互いに支持しあう 家輝は自分がずっと父親を誤解していたと気づいたと、麗華に打ち明ける。そして、家謙を間接的に傷つけてしまったことが後ろめたくてたまらないと話すのだった。家輝は麗華がなくした燕の巣を彼女の家に届けにいくが、唱婆は家輝が麗華のボーイフレンドだと思い込み、熱烈に歓迎する。家輝は、家中に唱婆のためのメモが貼られているのを見て初めて、麗華が老人性痴呆症(認知症)にかかった唱婆の世話をしなければならないことを知る。そのころ、佳君が家謙に精神病の薬を飲ませすぎてしまい、家謙は気を失って倒れてしまう。それを知った家輝はすぐに家謙を入院させ、治療を受けさせる。家謙の病状は悪化していき、家輝は自分には家謙の面倒をみてやる能力がないかもしれないと心配になり始める。 阮盈の両親である阮文生と唐綺霞はそれぞれ愛娘を探しに外国から香港へ戻ってくる。D.Y.は二人に阮盈の病状や医者の提案を報告し、阮盈に窃盗癖があり信用を置けないと話す。一方そのころ、韋文はこっそり録音した家謙のギターの音色をレコード店の責任者に聞かせる。録音された曲はおそらく家謙自身の作曲であるとわかったため、韋文は家謙にますます憧れを抱く。 家輝は家謙に独立するための訓練をさせようと考える。そして家謙に食べ物を買いに行かせるが、結果はまあまあというところであった。家輝は家謙をつれて離島に出かけることにした。船の中で二人は偶然、麗華と唱婆に出会う。家輝は麗華を見て、精神病の患者に対してどんな視線で接するのが正しいのかを理解し始める。唱婆は家謙に折り紙を教えてくれた。家謙が意外にも一度でうまく作れたことで、唱婆は自分の教え方が良かったのだと自信を持つ。家輝たち一行はその後、大仏にお参りしに行くが、突然家謙の姿が見えなくなる。三人はあちこち探し回り、やっとのことで家輝が家謙を見つける。家謙は両手で地面を掻き毟っていた。その様子はとても苦しそうであった。↑麗華は、みんなに唱婆を馬鹿にさせまいとして、まくし立てる↑家謙!どうして血が出るほど地面を掻き毟るのか?