夏 ケージを涼しくする
| ☆ペットボトルに水を入れて凍らせる。
ペットボトルのナイロンは誤飲のもとなので
はずしておきます。
四角いものが転がらないから使いやすいです。
私はそれを枕カバーに入れて丸めて、
ケージの隅に置いて固定してます。
包むものは、誤食の場合もありますので、
気をつけること。
☆濡れたタオルをケージ上に置き、
扇風機をかけて気化熱を利用する。
風はフェレットに直接あたらないようにします。
扇風機などは、フェレットには汗腺がないので、涼しくないですが
お部屋の換気にはなるので、窓を開けて風を送るのは良いです。
クーラーの風が直接あたらないところに、
ケージをおきましょう。風邪を引きます。
30℃以上になると、熱射病の危険もあります。
30℃以上の場合は、お部屋にクーラーが必要になると思います。
ベビーや高齢フェレット、病気のフェレットは特に温度管理が大事です。
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冬
ケージをあたためる
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寒い地域や、冷え込みのきつい時期は、暖房器具が必要です。
ダンボールなどでケージを包む。誤食に注意。
毛布などでケージを包む。誤食に注意。
寒い場所は小動物用のペットヒーターを使用。
床とケージの間に、人用のヒーターを置く。
ハンモッグを冬用にしよう。ペットショップにもあるし、
手作りもいいです。厚い生地で作りましょう。ただし誤食に注意。
(ぬいぐるみの毛、ボアは毛が喉に引っかかります)
0℃でも生きていますが、
ベビーや高齢フェレット、病気のフェレットは肺炎になることもあり、
特に温度管理が大事です。
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毛球症の予防は
必ずしましょう
| 毛の生える変わり時期に、シャンプー、
ブラッシングをすると効果的です。
ケージなどの掃除はまめにしましょう。
換毛期には、フェレットラックス(ラクサトーン)を
ティースプーン1を週に2日くらい与えると、予防になります。
食間(フードとフードの間)にあげてください
高齢フェレットはもっと頻繁にあげます。
猫のラキサトーンも病院でだしてもらえます。
流動パラフィンや白色ワセリンが主ですから、
要は潤滑剤です。胃の中で毛球が硬くなる前に、
オイルで出やすくして、フンと一緒に出すというアイテムです。
食べさせた後は、ラックスの油分の成分が原因で、
ゆるいフンをします。
その後は普通のフンに戻りますので、心配はないです。
【注意点】
・一才を過ぎてから急に与えはじめる場合には、毛玉が溜まっていないかを
獣医師に確認してからあげます。
触診でフェレットに手馴れた獣医師にはわかりますが、
そうでない場合はわからないことが多いと思われます。
毛玉が既に胃にあり固まっている場合には、毛玉が大きくなるので
あげないで下さい。
・毛玉とりをあげていても、毛玉がたまりやすい子もいます。
・食間にあげましょう。エサの後や前はあげないことです。
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病院を選ぼう
| まだまだ日本では新らしめのペット、フェレットなので
フェレットも診ますと、言われている獣医でも
ちゃんとフェレットを診察できない獣医も多いです。
予防接種しかできない獣医もいるのです。
事故や病気の多いフェレットなので、
いざというときに、診れないでは手遅れになります。
*こういう獣医は気をつけよう
フェレットはみたことがなく、犬と猫が主な病院
いつ行っても空いている病院
フェレットの手術と治療の経験が殆どない獣医師
最初の時点で不必要な、おおがかりな検査ばかりをする獣医師は、
診察に自信がないか、営利目的ということもありえます。
フェレットのお腹を開きたい(営利目的)がゆえに、
手術を勧める獣医。
*病院を選ぶには
フェレットの手術と治療に詳しい、
フェレットをたくさん診ている病院を選ぼう。
経験も豊富な分、安心です。
待合室に別の患獣のフェレットがいつもいる。
(フェレットをちゃんと診れる専門の獣医師は少ないし、
フェレットのペット数も増えてきています。
しかも病気の多いフェレットなので、
待合室に、別のフェレットがいるはずです)
○信頼できる獣医師と病院
○良心的な診察代
●私の場合、フェレットをちゃんと診てくれる獣医は、
近所にないので、
どうしても行き帰り往復時間が車で3時間前後になりますが、
信頼のおける病院、獣医師が何より安心です。
なのでそれも仕方ないと思ってます。
祝日や日曜日などお休みの日があるはずです。
救急のときにもかけつけられる病院も探しておくといいですね。
●ひとつの病院で診てもらったからと
安心するのではなく、
別の病院でも診察してもらうということも
場合によっては必要です。
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健康診断へ行こう
| お迎えしたら、健康診断は受けていたほうが安心です。
特に2匹め以降は、病気の場合や他の子への感染もあります。
健康診断と耳ダニの検査はしておいた方がいいです。
フェレットは上手に病気を隠すので、
ベテランの飼い主でも、見逃して手遅れになる場合があるのです。
年に一度は予防接種と、健康診断に行った方が安心です。
3、4歳からのフェレットは最低一年に一度か
半年に一度の健康診断をすると
病気の前兆をみつけることもあります。
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ジステンパーの予防接種
ワクチンは?
フィラリア予防って?
| ☆体調のよいときにうけましょう。
風邪や下痢などしていたら、避けてください。
犬よりはフェレットの方が感染しやすいとも言われてます。
後、フィラリア症にも稀ですがかかることがあります。 |
日照時間は規則正しく |
日照時間の狂いが、副腎疾患になる一因でないかとも、
言われてます。
一日中、暗い場所は不向きです。
日光浴は野生のイタチも少しはしているのではないかな?
同じ哺乳類ですから、おひさまにあてるのもよい気がします。
真夏日の暑い日は不向きですが、
うちは窓越しに日の当る縁側にケージを置いて
ひなたぼっこを寝たままさせてますよ。
日向ぼっこは、そんなに絶対に必要というわけではないので。神経質にならなくてもいいですよ。 |
フェレットの
シャンプーとリンス
| 必ずフェレット専用シャンプーリンスを使います。
シャンプーリンスの一緒のものが楽です。
フェレットは肌がデリケートなので、
人間用や他のペット用のものは
使用しないで下さい。
体調のいい、暖かい日に入れましょう。
二週間に一度が目安です。
毛の生える変わり時期に、シャンプーするといいです。
毛球症の予防にもなります
こまめに洗ったら、逆に臭くなったり、皮膚が傷つきます。
シャンプーリンスは皮膚がデリケートなので
フェレット専門のものを必ず使います。1200円くらいからあります。
はじめは嫌がりますが、そのうちにフェレットも慣れてきます。
暴れるようなら、首根っこを持って噛みつかれないようにしよう。
注意 最初にフンや尿をさせておきましょう 石鹸は食べることがあるので、先に避けておくこと ガス風呂の浴槽にフェレットの入るくらいの穴がある場合は入 ると出てこれなくなるので注意して。 油ぽくないなら、シャンプーなしでもいいです。
洗い方 タオル、シャンプーや桶などの用意
ぬるいかなと思うくらいの温度で
ゆっくりと足からつけていきます。
シャンプーを手に取り、なじませてからつけて
首からお尻に向けて洗います。
手足、尻尾、最後に耳や目に、
水が入らないように、顔を洗います→よくすすぎます
上から下へと、軽く絞ります。
手を離すと、ブルブルを自分でします。
フェレットにはドライヤーは使いません。
タオルでしっかりふきとります。
しっかり乾いたら、ケージに入れましょう。
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歯みがきをする | 小さなときから、歯みがきの習慣をつけておくと、後で楽です。
マーシャルの歯磨き粉もあります。
一才くらいのまでは、清潔な指やメンボウを入れて
歯磨き粉をわずかにつけて練習します。
二人でするのが簡単だと思います。
ひとりが、首根っこを持ち、ダラーンとさせて腰を支えます。
もうひとりが、口角のあたりのつぼを押して、
あくびをさせま、歯みがきします。
歯石を除去する歯科で使う器具も、ペット用で売られてますが、
素人では傷をつける可能性もあります。
予防接種などに、歯の炎症はないかと、確認しておくと安心です。
炎症がある場合は、獣医師に相談して、
麻酔をかけてとる方法もありますが、信頼のおける病院でして下さい。
何かの手術のときに、
とってもらっても良いですね。 そんなに神経質にならなくても、猫みたいに20年も生きることもないので、歯石は殆ど大丈夫のことが多いようです。
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