Kausachun Qosqo

ペルーの大統領、国会議員選挙は4月9日。しかし、選挙運動は投票日の2日前に終了した。

首都リマのほうでは大集会が行われるがクスコは何もなかった。

昨夜は踊りにいって2時頃帰ってきたら、まだ壁に選挙キャンペーンを壁に対処する“落書”きをしたり、ポスターを貼っているのがた。

もう選挙運動終了しているのにしつこいよ。まったく。

歴史的景観保存地区は大丈夫だけど、空港からそこに向かう道には・・たくさんの選挙落書き。



このあたりもバッファーゾーンを作って落書き禁止なんてルールを作らないと・・。

こういうのって消されないのよね。よく田舎の方でいまだにフジモリの政党Peru 2000の落書きをみることがあるけど・・。

争点不明の選挙。支持率は・・

1位　オリャンタ・ウマーラ（元軍人）
2位　ルルデス・フローレス　（白人・保守派）
3位　アラン・ガルシア　（1985~90年大統領、インフレとテロ横行）


マス・メディアは決選投票でルルデス・フローレスが当選すると見ている（願っている）。
ウマーラが当選すると軍事政権時代と同様言論弾圧があるかもしれないといレポートが何度かあった。
どんぐりの背比べ。だからフジモリが帰ってくるのを期待する意見がでるんだね。
フジモリの党（Alianza para el Futuro）は収監中のフジモリ氏に代わり元愛人との噂もあるマルタ・チャベス候補が出ているが選挙広告は常にフジモリと抱き合わせ。
テレビCMではフジモリの映像の方が長く流れている

Alianza por el Futuro　(未来へ向けての連合)
CMを見ると大統領候補のマルタ・チャベスよりもフジモリの映像の方が多い。
2000年の選挙時のRossy Warの「チーノのリズム」がBGM。

フジモリの新妻片岡都美までも選挙集会に登場してこれを踊ったとか・・。マルタ候補は5年後の選挙のためにフジモリ派は健在をアピールするだけのつなぎにすぎない。

アプラ党は必ずアランガルシアの名を出す。国会議員のことを忘れても“ALAN”と大書している。
それに対してフジモリの政党は・・・。大統領候補の名前を出していない・・。



世界遺産クスコの退屈な日常もよろしく

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