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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:クスコの生活・ペルーの生活
午後5時30分、アルマス広場は仮装した子供たちでいっぱいだった。
クスコではキャンディを求めるのは住宅地ではなく、中央広場。仮装をお披露目している雰囲気もある。 子供たちのあとについてオフィスに入る。 「ハロウィン!」 オフィスの人が子供たちに雨を一個ずつやる。 子供たちが去ったあと、 「ねぇ、私にもキャンディーくれない?」 というと、 「あんたかぼちゃお化けのポシェットもっていないでしょ。だからやんない」 がっかり・・。 そのあともひっきりなしに子供たちがキャンディをもらいに入ってくる。 このペルーではTrick or Treat!なんていわない。ズバリ! 「ハロウィン!」 である。 私が 「Trick or Treat!」 と言っても理解してもらえなかった。 オフィスもちゃんとキャンディを準備してある。 だいたいはグループ。 恥ずかしいのか一人では入ってこれない。 なかには親同伴の子もいる。 「ねぇ、もらったらちゃんと”ありがとう”くらい言いなさいよ!」 何度も入りなおしてキャンディをもらいにくる子供もいる。 「なんか大きな土曜日って言う感じ、子供たちのための」 クスコでは土曜日には物乞いされても断らない習慣がある。 普段は恵んでやるのを断る人も小銭をやったりとか、パンを分けてやったりする。 オフィスなどではパンを準備しているところもあるほどだ。 もちろん遊びでやっているこの方が多いのだが、貧富の差が激しいこの国では普段はなかなか大量のキャンディを食べられない子もハロウィン遊びをしているかもしれない。 がやがやと騒がしい子供たちに仕事の鬼の社長は切れた。 「もう子供たちは入れるな!」 そして夜は更けて、若者、大人はハロウィンパーティへ。翌日の11月1日が祝日ということで広場は人であふれ、パブ、ディスコも入場料を取っている。 仮装で勝った人には賞金!“なんてうたっているところもあるが、私はクリオジャ音楽のライブへ。 ただそのパブもハロウィン用の黒と黄色で飾られていた。 仮装した客も結構いる。 舞台の背景だけは赤と白のペルーの国旗。 ここも入場料をとっていたが、私は顔パス。友達も入場料を払わずに入れてやった。 私が頼んだのはダイキリ。 大きりのベースといえば・・ 普段はサルサ、メレンゲも演奏するバンドだが、この日はクリオジャ音楽ばかり、ペルーワルツ、アフロペルアノのフェステホ、北部のトンデーロ、しっとりと聞かせた。 グループはこのあともまだ二つ別の場所でライブがあるので演奏が終わると即座に移動をした。 そしてディスコタイム、レゲトン、ポップ、トランス、ロックンロール、サルサ、メレンゲといった普段の選曲に加え、アフロペルアノのフェステホが把握している範囲で4曲もかかった。 クリオジャ音楽の日にちなんでだろう。 そして朝の4時まで踊った。 11月1日はEl Dia de Todos los Santos(万聖節=諸聖人の日)の祝日。 バケーションに出る人もいれば家庭で名物料理を食べて過ごす人もいる。 そして11月2日は死者の日。お墓参りに行く日だ。クスコでは半日祝日ということになり、会社も半日休みというところもある。 学校も休み。 11月3日は学校がある日だが、休む子も多いだろう。 万聖節レポはまた明日・・。 ブログランキングranQ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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