|
テーマ:今日のパン(517)
カテゴリ:カテゴリ未分類
クスコでは11月1日の諸聖人の日に赤ちゃんの形とか馬の形をしたパンを食べるという習慣がある。
これが赤ちゃんの形のパン 馬の形のパン それ以外にも子豚の丸焼きレチョン。 成豚よりやわらかくおいしいのだ。 なにしろ一年を通じていろんな祭りがあるクスコ。行事によって名物料理がちがってくる。 カーニバルのプチェーロ。 聖週間の12皿の料理。 コルプス・クリスティのチリウチュ そして万聖節のPan de Wawa (パン・デ・ワワ)とレチョン。 この赤ちゃんパン。赤ん坊をインカの時代からしゃべられているケチュア語でWawa(ワワ)というのだが、スペイン語と合成して Pan de wawaと呼ばれている。 この赤ちゃんパンに名前をつけて食べるのだ。 これをホットチョコレートと共に食す。 名前をつける儀式を“洗礼(bautizo)”という。 洗礼した上で食べるなんてなんて残酷な・・って私は思ってしまう。 トゥパク・アマル広場では赤ちゃんパンイベントが行われ、パン販売の他、コンサート、そして世界最大の赤ちゃんパンの公開が行われた。 赤ちゃんパンの販売所 脇では子豚の販売も 長さ3メートル、幅1.5メートル、重さ300キロの巨大赤ちゃんパンが披露された。 地元紙では世界最大の赤ちゃんパンと種している(世界のどこでこんなパンを作る?) 経費は1500ソーレス(約51000円)。 このイベントはクスコのパン加工産業協会によるものだが、ちゃんと洗礼が行われた。両親の名、代父の名は明らかだが市民の胃袋に収まった赤ちゃんの名前は新聞には掲載されなかった。 ちなみに私はこの広場から5分の距離に住むにもかかわらず、夜明け近くまで前夜踊ったのがたたり、寝坊。残念ながらこの巨大パンを拝むことはならなかった。 ブログランキングranQ パンと一緒にココアはいかが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|