金持ち父さん的「資産」と「負債」からのお金の流れ
資産は、あなたが何もしなくてもお金をポケットに入れてくれます。お金持ちがどんどんお金持ちになる理由の一つは、自分の資産がお金を生み、その資産が新たな資産を買ってくれるからなのです。資産が十分にあれば、仮に自分がなにもしなかったとしても生活が出来るようになるでしょう。資産は財務諸表中でのキャッシュフロー(お金の流れ)は、次の図のようになっています。1, 資産からのお金の流れ反対に、負債はあなたのポケットからお金を奪っていきます。金持ち父さんの教えのなかでも世間的には抵抗の強い考え方として、「持ち家は負債だ!!」と言う考え方があります。マイホームを買うことは一種の憧れであり、ステータスであるのかもしれません。 ただし、だからと言ってすべての持ち家が資産であるわけではなく、持ち家を維持するために月々お金が出て行く、言い換えればお金を生まない持ち家はすべて負債なのです。債のお金の流れは、次の図のようになっています。 2, 負債からのお金の流れ もし一生懸命働いたとしても、ゆとりある生活が出来そうもなかったり、月々の支払いに追われている生活にうんざりしていたとしても、では何をどのように変えれば良いのかと問われても、答えに窮してしまうかもしれません。でも、「金持ち父さん」シリーズはあらゆる経済的な問題に対しての解決策を提示してくれたように思います。曰く、「資産と負債の違いを知るのです。そして、勤労所得を不労所得を生み出す資産に変えるのです。」 そう、たったこれだけなんですね。お金の哲学は。 さて、ここまでは不動産投資を学ぶ意義と「資産」と「負債」の違いについて少し駆け足で説明してきましたが、重要なのはその物件が実際にキャッシュフローを生み出すのか否かという点です。では、どのようにして投資対象のキャッシュフローを導き出せばよいか?次回以降の日記でおいおい考えていくことにしましょう。今回はこの辺りでおしまいです。⇒ 他の日記を読む!!