刃物模型初級製作覚書 特別企画「ダガー規制の日で 522666 」マイクロエース/アリイ・M7バヨネット( M16 用銃剣)
Photo By Liv "Boered"1月5日特別企画「ダガー規制の日で 522666(※) 」マイクロエース/アリイ・M7バヨネット( M16 用銃剣)今回はダガーの日特別企画としてM7バヨネットに着手しよう。語尾も「ですます」調から「だ・である」調に変えている。着剣ユニットが備わっているだけで法に触れるか否かは不明だが、もしこのM7が本物であれば、刃渡り 5.5cmを越えるダガーとして銃刀法違反に問われるであろう。プラスチック製ナイフは刀剣類、模造刀剣類には該当しない。当企画では、刃身の背側(峰)をごっそり削るので、あらかじめエポキシパテまたはプラ板で裏打ちしておく。以下画像2点は「改造しちゃあかん」式に組み上げ、ブレードをブラック(画像はブラック・サーフェイサーを吹き付けただけ)、ハンドルをライトグリーンで塗装したアポカリプス・バージョンである。このライトグリーンは田中克自さん方式の面相筆塗りではあまりよい色が出なかったため、ホワイト・サーフェイサーを下地に、タミヤカラー(ラッカー系)スプレー TS-22 ライトグリーンを塗っている。わかりづらいが、刃身右側の “MADE IN JAPAN” の刻印はパテ埋め後、サーフェイサーを塗り重ねて消してある。M7バヨネット・キットに付属するM8スキャバードもアポカリプス・バージョンにして後日掲載する予定である。着剣ユニット・オリジナルダガーとして転用できる刃身・スキャバードをまとめて入手できるこのキットは、ダミーナイフ・モデラーにとってかなりお買い得な品と言ってよい。アポカリプス・バージョンに仕上げるだけなら、同シリーズ・M7ラバーバヨネットという選択肢もある。さて、いよいよ本題に入る。下の画像2点、右は刃身の峰を短剣型に削った状態、左はバヨネットの刃身を 8cm延長して同じく短剣型にしたもの。ちなみにこの2本は裏打ちせずに削ったため穴があいたので、同キットのランナー・プラ板・瞬間接着剤+ベビーパウダーで埋めている。鍔元附近のダークイエローの部分はリカッソの形状をエポキシパテで修復したものである。ダガーの形状がわかりづらいのでグレー・サーフェイサーを吹き付けてみた。上記の方法を応用・改善すれば、GERBER Survival Knife Mark 1, 2・Command 1, 2 やApplegate-Fairbairn Combat Knife など名品のダミーナイフを比較的容易に製作できるのであった。邪魔するヤツは指先ひとつで「おぶぶ」の時間です。 ※ 522666 KABOOM MILLENNIUM EPISODE PROFILE OF 522666 http://millennium-thisiswhoweare.net/cmeacg/episode.php?mlm_code=105