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2010年09月11日
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カテゴリ:
NY

The Police - synchronicity live in usa
http://www.youtube.com/watch?v=0A154OavghI



   
※前回までの「無情という事」
   http://plaza.rakuten.co.jp/finlandia/4001




2006年、警官“武装化”

  夕刊読売新聞2005年9月26日(月曜日)4版23面
  暴れる容疑者から身を守れ
  警官“武装化” 公務執行妨害10年で2.8倍
   極太警棒 金属製警杖 対刃手袋

   警察官に対する公務執行妨害事件が10年で2・8倍を記録するなど、
  警察の“第一線”の危険が増えているとして、
  警察庁は来年度から、全国の警察に、
  太さを倍近くにして強度を高めた警棒や、
  車の窓ガラスも粉砕できる警杖(けいじょう)を導入することに決めた。
  「制服」による威圧効果が薄れ、容疑者から直接、
  刃物を向けられるケースも増えていることから、
  腕を保護する耐刃手袋も用意する。
  同庁は、装備の“武装化”を進めることで、
  「精強な警察」を取り戻したい考えだ。
  
   同庁によると、全国で起きた警察官に対する公務執行妨害は
  年々増加しており、昨年は2685件と、
  1994年の974件と比べて2・8倍に上がった。
  1か月以上の重傷を負った地域警官も一昨年が75人、
  殉職者は一昨年が1人、昨年は4人を数えた。
   交番やパトカー内での事件も目立ち、
  今年7月2日には、群馬県大間々町で、
  パトカーで任意同行されていた住所侵入容疑の男が、
  隠し持っていた万能ナイフ(刃渡り6センチ)で、
  隣の巡査部長(33)の左胸をいきなり刺す事件があった。
   巡査部長は、男の右腕を両手で押さえ込んだものの、
  男は激しく抵抗し、運転していた別の警官が車外から男の肩に発砲して、
  ようやく取り押さえた。男は3時間後に失血死したが、
  拳銃を向けられても、「撃てるなら撃ってみろ」と居直ったという。
   宮城県登米市の駐在所でも先月23日、
  勤務中の警部補が中学3年の少年にいきなり背中などを
  刃物で刺されて重傷を負ったほか、
  札幌市では今月13日、札幌高裁の法廷で刃物を持った男が暴れ、
  警察官が腕を切りつけられた。同庁では、
  「軽いケガなどは報告がないため全容は不明だが、
  刃物を向ける容疑者は増えている」としている。
  
  (以下略)


上記に引用した新聞記事には、1994年から2004年までの
「警察官に対する公務執行妨害の件数」の棒グラフが掲載されており、
2000年から件数が急激に増えていることがわかります。



“アタマに来るオマワリ” は “人生に負けた「社会の弱者」”か?
2000年…といえば、1999年頃から日本で仕込まれた
ストライダー、エマーソンなどをはじめとする、
対人用ナイフ・ブームが本格的に始まった時期であり、
ブームの仕掛人のひとりである Ichiro Nagata は、
ナイフ紹介記事の中で警察を見下す文章を現在に至っても頻繁に書いています。
参考までに、その一例を挙げてみます。


 「 まず初めに,こんなブッソーなリポートをやらせてくれる
  浅香編集長の英断に感謝の意を表します。カンシャ,カンシャ…。
   とゆーわけだから(どんなワケじゃい?)皆さん、
  このリポートで得た知識とワザは正しい方向に発揮してください。
  
  “闘う能力を持つことは大切なことである。 
  だが,その能力を使うことに喜びを感じるというのは邪道である”
  
   と,まあ,これが武道の精神よね。
   ようするに「弱い者イジメ」に武道の力を使うな,ということ。
   ナマイキなセンコーとかアタマに来るオマワリとかイヤなオヤジとか、
  ギタギタにしたいヤツらは多いだろうけど、
  彼らもショセンは人生に負けた「社会の弱者」なんだから,
  ほっときなさい,なのさ。
   しかし,世の中には,そう…たとえ日本のような平和な国でも
  (ヘーワでもないね)ただちに攻撃しても許される場合がある。
   それは.相手が武器を持ってキミを殺しにきた時だ。
  特に,家の中に侵入してくる強盗などは撃破する権利がキミにはある。
   
   (中略)
  
   で,そこで活躍するのが1本のナイフだ。
  タクティカルナイフ,またはファイティングナイフといわれる小さな武器よ。
  この寡黙な相棒をポケットに携えていることで,
  重大な危機から脱出できる可能性があるということさ。
   刃物には絶大な存在感がある。
   女の子でも包丁を振り回したら,もう手が付けられない,そう思わん?
  ましてや、若い元気な男がブンブンとナイフを振って近づいてきたヒには
  ビックリギョーテン逃げたくなるというもんよ。
  (後略)」
  
  (コンバットマガジン1999年10月号
  「THE BEST FIGHTING KNIFE IN THE WORLD EMERSON
   世界一の格闘ナイフ」P.56 より)
 

同ライターは毎回上記のような御託(ごたく)を並べているので、
発刊当時に雑誌記事を読んでいたごく普通のナイフ愛好者たちが
相当面食らったであろうことは容易に想像できます。
もちろん、一連の雑誌記事と護身用ナイフ携帯ブームに
はっきりとした因果関係があるかないかは、
実際にナイフを携帯していた個人個人に直接訊いてみなければ
わからないことです。しかし、
警察官への公務執行妨害の増加と対人用ナイフブームの共時性には、
日本の警察に対して敵意を抱き、
警察を出し抜こうとしているナイフ業者らの仕組んだ作為が
大きな影響を与えていたように思えてなりません。







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Last updated  2010年09月11日 11時50分07秒



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