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テーマ:実用刃物譚(12)
カテゴリ:Hiekka aikaa
Fire Safety for Young Children - DSHS Washington http://www.youtube.com/watch?v=Z7xlSW6KT5I 今年のNHK大河ドラマは『平清盛』だそうで、自分個人としては 高橋昌明神戸大学名誉教授著『清盛以前』を拝読していた 1999年頃を思い出さずにはいられません。 そして、最も気になるのが『保元物語』の中で 「まして又清盛などがへろへろ矢はもののかずにてや候べき」 と毒舌を吐きまくった、…我らキソ党並びサコ党合戦術の仮想敵、 鎮西八郎源為朝公が登場時期なれど、 日曜戌の刻なれば、之見定めむことおぼつかなし。 …さて、巷(ちまた)で散見するナイフの保管方法は、 “どのように飾るか、いかにして温度、湿度を一定の状態に保つか” などといった蒐集家の視点によるものが多いように思います。 しかしながら、自分は前掲1999年から既にナイフマニアの徒にあらず。 刀剣博物館で古備前刀を見たそのすぐ後に、惰性で買っていた商業雑誌の、 玩具っぽいチャチなタクティカルナイフ関連記事などを眺めたとて、 一向に興味が湧かなかったのは致し方なきことでしょう。 閑話休題、災害対策用としてナイフを備えるならば、 津波、土砂崩れ等により家屋が消失した場合をのぞき 道具として使える状態を保ったまま回収できなければ意味がありません。 水没や泥砂に対しては、密閉性の高い容器に保管すれば解決しますが 火災となるとそうはいきません。 火事で全焼した家屋の焼け跡から回収したナイフは、 金属部品が焦げて変色し、合成樹脂製のハンドルは原型をとどめず、 ナイロン製の鞘は熱で溶けてナイフ本体にべったり貼り付いているかもしれません。 …これは空想で書いているのではなく、 自分自身が十年ほど前、全焼した家屋の片付けを手伝った際に、 焼け跡を目の当たりにした実体験をもとに書いていますから、 多少なりとも災害対策の参考になるかもしれないと拝察する次第です。 Chubb Safes Micro-40, Fire protection: S 60 DIS, EN 1047-1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年01月15日 23時10分02秒
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