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カテゴリ:Hiekka aikaa
感想・映画『レッドドーン』(原案『若き勇者たち』) + 『戦闘ナイフ』集団の軍事訓練2016年11月〜12月 その1 数日前にアメリカ映画『レッドドーン』(2012年)を見た。 同作品のオリジナルは『若き勇者たち』(1984年)である。 レッド・ドーン DVD 監督:ダン・ブラッドリー 販売元:TCエンタテインメント株式会社 http://books.rakuten.co.jp/rb/12600570/ ちょうど前後して、かつて『格闘ナイフ』『戦闘ナイフ』、 『ナイフマガジン』巻頭カラー特集などによって 日本のナイフ趣味を対人用ナイフ一色に塗り替えたレポーター陣が、 国内で護身術やエアガンを使用した戦闘訓練を行う、という情報をもらった。 (上記画像はスケキヨ・エイジャックスさんのブログ Tactical Life http://ameblo.jp/tactical-life/ から転載させていただいた) 「あー、まだそんな嘘っぱちが通用してるんだ」と思うと同時に、 現代日本の虚無感というか行き場のなさを再認識した。 悲しかな、人間は虚構とわかっていても「夢」がないと生きていけないのだ。 これらは実践とは名ばかりの、まったく無関係のレジャー(行楽)なのだから、 司法機関や警察が鼻で笑うレベルの内容であろうが、放置しておけば 2008年の秋葉原連続殺傷事件以降のナイフ規制、 あるいはタクティカルペン輸入差し止め騒動と同じ事象が繰り返されるかもしれない (ホラー映画などで、敵を倒したと錯覚して一息ついていると、 復活した敵に背後からまた襲撃されるシーンを度々見掛けるではないか)。 『戦闘ナイフ』集団の戦闘訓練の詳細は以下(赤字)の通り。 1、ストライクアンドタクティカルマガジン主催 【“イチロー塾”講義内容】 11月26日(土) 手帳、筆記用具、帽子、ジャケット、傘、カバンなど 身近なアイテムを利用して身を護る手段。 突如、降りかかる危険から回避する感性を学びます。 識っていれば絶対に役に立つ、体験と貴重なお話しをぜひこの機会に! 11月27日(日) 「ガンを手にした闘い」とは?! 基本の射撃テクニックから応用まで楽しく研修。 「“民兵”というスタイル」に基づき、 危機に即応できる戦闘射撃について考えます。 実戦が伴う業務の方はもちろん、サバゲや競技射撃など、 基本の射撃力を上げたいと考える方々に最適です。 日頃葉隠マッチや訓練で使用 しているターゲットやバリケイドを使い、 コンバットコースによる射撃練習、撃ち合いを予定。 また、フォーリングプレイトやムーヴィングターゲット(移動標的)の 射撃体験も予定しています。 互いに撃ち合いをしますので、フェイスマスクをご持参ください (長袖&フェイスマスク着用推奨)。 【募集要項】 日 時:11月26日(土)10:00~17:00 11月27日(日)9:00~16:00 ※27日(日) 16:00完全撤収 場 所:ビレッジ2 http://www.village-one.org/Access.html 受講料:1日のみ10,000円、2日間18,000円 ※参加費は事前振込をお願い致します 振込先は返信メールに記載しております なお、振込手数料はご負担ください。 募集人数:両日とも各30名程度 申し込み:https://ssl.form-mailer.jp/fms/29eed739459280 募集期間:11月23日(水)23時59分まで。 ※訓練内容は変更になる場合がございます。 その場合はこのミリタリーブログ・SAT第2編集部ブログで連絡いたします。 http://sat.militaryblog.jp/ 2、田村装備開発主催永田市郎の講習 12月3日 市郎先生による実践格闘講習 ¥10,000(税込み) 受付開始 : 9月27日(本日) 開催日 : 12月3日 10時~17時 (9時30分より当日の受付を開始いたします) 集合場所 : 田村装備開発 本社 1階受付 (埼玉県東松山市大谷4453) 受講制限 : 無し 定員 : 25名 持ち物 : 丈夫な服装 グローブ(軍手でも構いません) アイセーフティー(ゴーグルかグラス) 内容 : 市郎先生による、実戦に即した格闘講習を実施いたします。 即効性のある内容であり、 参加者の皆様が万一危機に遭遇した際の知識・技術を提供致します。 ご予約の受付 : http://www.tamurasoubi-training.com/ttc/ 12月4日 市郎先生による戦闘訓練 ¥15,000(税込み) 受付開始 : 9月27日(本日) 開催日 : 12月3日 10時~17時 (9時30分より当日の受付を開始いたします) 集合場所 : 田村装備開発 本社 1階受付 (埼玉県東松山市大谷4453) 受講制限 : 無し 定員 : 25名 持ち物 :アイセーフティー (目を守るゴーグル) ヘルメット (自転車用~軍事用 何でも構いません) 丈夫な長袖・長ズボン (戦闘服の必要はありません) グローブ (軍手でも構いません) エアーソフトガン (拳銃・機関銃 各一丁づつ) ガス ・ バッテリー (エアーソフトガン用) BB弾 1000発 (バイオBB弾) その他装備品 (ホルスター ・ ボディアーマー等) ※ 訓練の際にお持ち頂く装備品につきまして、 訓練内容によっては使用しない場合もあります。どうかご容赦下さい。 ※ 刃物等、法に抵触するおそれのある物品は持ち込まないで下さい。 内容 : 市郎先生による、戦闘訓練を実施致します。 詳細な内容は、受講される方の練度を見ながら適宜変更しながら行います。 前回同様、皆様と楽しく実りある訓練にできればと思っております(^^) 「格闘だ、戦闘だ!」とラッパを吹いても つまるところは 2008年 6月以降のダガー規制議論時、 それまで広めてきた「ナイフによる護身」というスローガンを捨てて、 客より先に尻尾を巻いて逃げ出した集団であるから、 映画『レッドドーン』の主人公たちのように 仲間が次々戦死しても戦い続けられるかどうか、あえて問う必要もないだろう。 (本稿つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年10月22日 11時43分35秒
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