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2016年12月03日
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カテゴリ:Hiekka aikaa



雑感・映画『オールド・ボーイ(原題 “Oldboy”)』(2013年アメリカ映画)
 + 『戦闘ナイフ』集団の軍事訓練2016年11月〜12月 その7
 
 
   オールド・ボーイ【Blu-ray】
    監督 スパイク・リー
    発売元 株式会社ポニーキャニオン
     
http://books.rakuten.co.jp/rb/12870909/
     
     4988013089280.jpg
 
 
Youtube -
映画『オールド・ボーイ』予告編(スパイク・リー監督)
https://www.youtube.com/watch?v=h44xQruFtwU


 
 
前回からの続き)
 
先日 MP3データを編集している際に日付を見ると 2016年11月30日であった。
「2016年!?」
当方の学生時代は『ノストラダムスの大予言』『北斗の拳』など、
終末論が大変盛んで、人類に21世紀はないものと予感されていた。

Youtube - Tough Boy - Parimpampum Cover
https://www.youtube.com/watch?v=8H-E_LDZf7g


1999年 7月以後、特に一連の『ノストラダムスの大予言』シリーズの著者である
五島勉氏は表舞台から姿を消してしまった。
その他、終末論系の書籍も古書店に並び、誰も手をつけようとしない。
多くの読者たちは起こりもしないハルマゲドンに踊らされていたのだ!
それどころか、オウム心理教事件その他、
勘違いしたエセ救世主たちに示唆を与えたと言っても過言ではなかろう。
 
いや、もしかして人類はすでに滅んでいて、この世界は別の世界であったり、
あるいはカプセルに収められ頭にヘッドギアをつけて夢を見させられていたり、
……ということもあるかもしれないが考えないでおこう。
 
いずれにしても、たいていの人は
自分自身が誰かに騙された、踊らされたとは考えたくないものだ。
ある人は踊らされた事柄について話をしなくなり、
またある人は意地になって指導者を信じ続けたりする。
特に後者の場合、(さっさと見切りをつけてしまえば楽になるにもかかわらず)
指導者を否定すれば彼ら自身の人生をも否定することになってしまうから、
執着を捨てようにも捨てられない。何しろ、
「◯◯歴X年」という口ぶりは趣味の世界ではこれ以上ない魅力がある。
しかし、指導者や趣味そのものに見切りをつけたときに
「◯◯歴」はリセットされて、
彼らが注ぎ込んだ時間と資金は文字通り水泡と帰す。
さらに指導者のもとに残った信奉者たちから
「あいつ、転んだ!」と誹〔そし〕りを受け、
あるいは、業界界隈に根も葉もない誹謗中傷を撒き散らされるのも日常茶飯事だ。
これがこわくて腐った指導者から離れられない普通の人たちも少なくないだろう。
そうこうしているうちにも時間は経つ。
 
しかし、指導者たちの名声(?)にも利用期限はある。
たとえば日本敗戦後、政界の黒幕として名を馳せた人物たちのことを
最初から調べようとすると意外と手間取る。
資料がそれほど残っていないのだ。
彼らの下で踊らされた人たちが必死になって消し去ったのか、
それとも新たな指導者に取り入ってそれまでの経緯を捨てたのか、
いつまでも昔の人物を崇拝する者はそれほど多くない。
世間の人は新しい政界、芸能スキャンダルを追いかけるのに忙しいのだ。
まして、政財界より規模のごく小さい趣味の世界では、
ニセの指導者亡き後、誰もその名を語り聞くことはないだろう。



 
 (本稿 終わり)






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Last updated  2016年12月03日 21時33分12秒



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