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( テモちゃんの眼は口ほどに物を言うんや 2015年06月26日 あきてもさんのブログ より) フレンチブルドッグのテモちゃんフィギャア製作 食べかけの檸檬 聖橋〔ひじりばし〕から放る〜 梶井基次郎『檸檬』新潮文庫 捨て去る時にはこうして出来るだけ〜遠くへ投げ上げるものよ〜 「忘れる技術」について考える その3 さて、当時を知る人もほとんど少なくなりましたし、 関係者の人も亡くなったり、変節・転向されたりしているので忘れるために書きますが、 1990年代前半頃に「(カスタムナイフの)ラブレス一派をぶっ潰す」という動きがありました。 日本国内の1980代後半から1990年代はじめのバブル期〜、バブル崩壊後にかけての、 「ラブレス一派」と呼ばれるカスタムナイフ集団の傍若無人ぶりは凄まじいものがありました (ちょうどバブル前後に戦後何度めかの新興宗教ブームが起こったのに似ている)。 刃長2〜3インチのホローグラインドのナイフなど、その用途はごく限られているのに、 日本版「フィールド&ストリームス」では年に1回ぐらいナイフ特集が組まれ、 「3インチなんたらスキナーが基本!」(※勝手に基本を決めるな!) 「ステンレス(鋼)のナイフは実用、炭素鋼のナイフはコレクション用」 などと随分いい加減なインチキ情報が当たり前のように流布されていました。 そこで、前述の「ラブレス一派をぶっ潰す」に至るわけですが、 この動きの中に、東京のナイフギルドやラブレスの日本人弟子に媚び諂〔へつら〕って 情報を全部流してしまうフィンガー・マン、つまり、 内通者のナイフメーカーがしっかり入り込んでいましたから、うまくいくはずがありません。 結局この企ては頓挫してしまったのですが、 あの時ラブレス一派を殲滅しておれば、刃物規制はもう少しマシなものだったかもしれない、 と思ったところで後の祭りでした。 それからすでに二十年以上経ちました。 日本国内だけで、ラブレス・ナイフを模倣したインチキなレプリカやデッド・コピー品が、 いったいどれほど流通してきたことでしょう。 数万本か、あるいは数十万、数百万本か? 古参のコレクター1人が数百本単位のナイフを抱え込んでいるとして、 この先、終活でコレクションを手放したり、 遺品として残されたものを遺族が古物商に一山いくら、二束三文で投げ売りして、 ネット・オークションや中古市場に一斉に流出したなら、さぞや壮観なことでしょう。 果たして一本いくらぐらいで買い取られ、いくらで売り出されるか 愚拙は1本税込110円でも買わないので値段の落差を確認するだけに留めます。 かたや投機コレクターにとっては新古・中古価格の値崩れは恐ろしいものです。 書籍なら売れない本を裁断処分できますが、 在庫過多のカスタムナイフは溶鉱炉で溶かしたり、産業廃棄物処分場に埋めたり、 店裏のコンテナに隠したりして市場への流通数を ちなみに海外では、ラブレス・スタイルのナイフはほんの 300 ドルぐらいから手に入り、 ラブレスの日本人弟子作の 信仰心や先入観を上乗せしない適正な値付けはこんなものです。 こんなものHUB賞 DVD『怪奇大作戦 Vol.6』 ビクターエンタテインメント 第22話「果てしなき暴走」第23話「呪いの壺」 第24話「京都買います」第25話「ゆきおんな」 白石雅彦 著『「怪奇大作戦」の挑戦』双葉社 コレクション用カスタムナイフ(特にラブレス一派の!)はあくまで ナイフ・コレクターが百本、千本と買い集めるものです。 一般人が好奇心で手を出すと「怪奇大作戦」よろしく目をやられます。 そして販売価格とまったく釣り合わない品質(材料や造作)に深く傷つくことでしょう。 たとえ冗談でも近づいてはいけません。 (つづく)
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2020年06月29日 09時17分50秒
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