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機械とときどき俺話。

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2020/01/16
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カテゴリ:耕運機
うわー年をまたいで耕運機直しとる! kan-techです。

今年もよろしくお願いいたいします。

マメトラPMはバルブタイミング調整までして、ヘッドカバーとバルブカバーを閉じました。

今回は点火系のお話。

以前修理したときにもイジったので、そちらも参考にされるとよいかと思います。
https://plaza.rakuten.co.jp/firefireball/diary/201502090000/

ポイント点火の肝となるコンデンサの交換もしていますので、接点さえちゃんと接触していればバチバチプラグから火花が飛ぶはず・・・が飛ばないと。

ポイントの汚損は古い機械ではよくある事。その都度掃除をしてメンテします。

それが古い機械の味でもあるわけです。


写真はフライホイールの中身です。
白いのはヘッドライト用の発電コイル。点火に使用されるコイルは赤色の物です。赤のコイルはプラグコードと、ポイントに繋がっています。

問題のポイント部分はこの写真の中央部分。
微妙に斜めに摩耗していて、接点が減っていますね。このポイントを外して、二つの部品に分解します。そして、砥石で接点部分を平らに研磨します。組合わせた時に接点が面で接触するように調整しながら研磨します。これが時間掛かりますねー。

ナニワ ナニワ エビ印 ニューデラックス ホーム砥石・台付  176X52X15 #1000 IG-1030
砥石は平らな方がいいですね。研磨面の平さは砥石の平面度ですので。


接点の接触と点火時期の調整にはバッテリーと電球を使う方法があります。
このエンジンは点火時期は固定で、機械式進角機構となっており点火時期の調整はほぼ必要なし。
(厳密には接点クリアランスで少し調整が効く)
ただ、接点の面接触の確認には有効です。じわりと電球が点いて、じわりと消える場合は面接触している現象と言えます。私の場合はバッテリーを用意するのが面倒だったので、テスターを使って確認しました。

点接触だとスパッと抵抗値が0から1へ変わります。これはダメ。この時、手で回すフライホイールは相当ゆっくり回します。じわりと抵抗値が変わるように接点面が整ったら、終了です。

接点面が整うと、フライホイールを手で勢いよく回すだけでプラグから火花が飛ぶようになります。こうなると気持ちいいですね。あ、ポイントクリアランスは0.3mmで調整しました。

ソウテン uxcell シックネスゲージ ハウジング 14本ブレード すきまゲージ 21cmの長さ 0.02-1.00mmの厚さ
シックネスゲージはエンジン弄りの必需品。

前回もバルブクリアランスの調整に使用しました。

さて、フライホイールも元通り。

バルブ周りのカーボン除去とバルブクリアランスの調整、ポイントの掃除と調整を経てエンジン始動の準備です。

ここまでで良い火(ポイント調整)と良い圧縮(バルブクリアランス調整)まで来たので、あとはよい混合気(キャブレター)ですね。

次回、キャブレター掃除とエンジン点火です。





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Last updated  2020/01/16 08:00:07 AM
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