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カテゴリ:生活と文化
【除夜の鐘とともに】
今年も残りわずかとなりました。 除夜の鐘を聴く日ですね。 人間の煩悩が108個あるから、この煩悩を取り除くためだそうです。 本当は、大みそかには107回の鐘が鳴り、最後の1回は元旦に鳴らす のだそうです。 108個の煩悩とは何なのでしょう? お釈迦様は人間には「苦」は8種類あると言われます。 よく、「四苦八苦」といわれるものです。 「四苦」は「生・老・病・死」。 生・・・親を選んで生まれることはできない。男性、女性のどっちで 生まれることを選べない。生きていく苦しみ 老・・・人は必ず老いていく苦しみ 病・・・病気になる。病による苦しみ 死・・・必ず死ぬ。死んでいく苦しみ そしてあと、4種類。 「愛別離苦」(あいべつりく) 「怨憎会苦」(おんぞうえく) 「求不得苦」(ぐふとくく) 「五蘊盛苦」(ごうんじょうく) 「愛別離苦」・・・愛する人と別れなければならない苦しみ 「怨憎会苦」・・・嫌いな人と会わなければならない苦しみ 「求不得苦」・・・求めるものが得られない苦しみ 「五蘊盛苦」・・・自己が感じる不快感。寒い、暑い、これは嫌だ、と 口に出してしまう苦しみ。 「四苦」(4×9=36) 「八苦」(8×9=72) 36+72=108という説があります。 もう一つは1年は12ヶ月、24節気(立春、春分、立夏、他・・) 72候(立春などの1つの節気に初候、次候、末候の3つがある) 12+24+72=108という説です。 ちなみにお釈迦様は、煩悩の数が108個ある、とは一言も言われて はないそうです。面白いですね。 どうであれ、一年を振り返り、思うことありで良い新年をお迎えくだ さい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月31日 09時55分43秒
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