ハートリンクスのブログ

【心が乱れた時の対処法】

　◆人の心は、乱されやすい。

　朝、目がさめたら雨が降っていた。うっとうしいなぁ・・・。
　こう思うことはよくあります。

　ところが動物は、雨が降っていても、うっとうしいとは思いません。
　野生の動物は、体が雨に濡れても体をブルブルっとゆすって、それで
　終わりです。

　雨に対して、人間がうっとうしい感じる理由は、私たちには動物には
　ない認知脳が発達しているからです。

　人間は、雨は嫌だ、うっとうしい、という意味づけをしますが、動物
　たちはこの意味づけができません。

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　神様は、人間に動物にはない優れた能力をこのようにたくさん授けて
　くれました。

　反面、この心が人間同士の争いのもとになり、いろんな出来事の影響
　を受けて、病気になったりするのです。

　つまり、人間には心を乱されないような能力も、みんな持っている
　ということにもなります。

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　さて、心が乱れたらどうしたらよいでしょうか？
　まず、原因の種類は２つあります。

　一つは、肉体的なことからくるものです
　例えば、お腹がすいてきたからイライラするとき、こんなときは何か
　口に入れれば、一時的に落ち着きます。

　このあと、ゆっくりと美味しいものを食べれば、イライラする心は
　正常に戻ります。

　もう一つは、精神的なことからくるものです。
　例えば、誰かが自分の悪口を言ったとき、気分は悪くなります。
　なかなか冷静になれるものではありません。

　悪口を言っている人間への、怒りの感情がわいてきます。
　こんな時、負の感情がおきたら、まず１０秒、静かに息をすること。

　次に、心の向きを変えること。
　例えば、意識、思考、考えを、怒りのもととなったことがらと、違う
　ものに変えてみることです。

　スマホや携帯を取り出して、すきなレシピの画像を見て、今日の夜は
　何を食べようか？と想像する。

　そして、気持ちが落ち着いたら、どうするかを考えるのです。
　この気持ちの整理の仕方に慣れてくれば、乱れ方もかなり小さくなり
　ます。

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　＊船を動かすスクリューが思考だとすれば、スクリューのあとに
　　残る波が感情です。

　　思考や考え、意識が先にあって、感情はその後にしか生まれないの
　　です。

　　この仕組みがわかると、乱される心も次第におだやかな心になって
　　いきます。