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カテゴリ:ライフスタイル
【この世の仕組み】
★思いどおりにいかないのがこの世★ (by 南泉和尚) この世のすべては、天気はもちろん、人の気持ちや、世の中の 景気・・・・・、どれをとっても、自分の思いのままにならない もの。 ブッダは、これを、 「一切行苦である(すべてのものは“苦”である)」と おっしゃいました。 ここでいう「苦」とは「思いどおりにならない」という意味です。 ですから、一切行苦とは、 「そもそもこの世のことは、自分の望むとおりには動かないのが 当たり前なのです。そのどうにもならないことに対してイライラ しても、仕方ありませんよ」という意味です。 それなのに、すべてを思いどおりにしたいと執着するから、 苦しみが生まれるというわけです。 まず、“この世は、すべてが思いどおりにいかないもの”だという ことと、それは誰にとっても同じだと知ること。 それだけで、「そうか、自分だけじゃないのか!」と、心の重荷が 半減しませんか? ________________________________________ *「思いどおりにしたい」という背景には自分中心の考えがあります。 自分中心とは、「自分の都合が中心」、ということです。 心に背負うものの多くは、この自分の都合から派生しているもの。 「こうあらねばならない」ということを、背負わなければ苦しみは 生まれないのです。 思いのままにならないものだ、と割り切れると心は軽くなります。 ストレスをためないコツは、たまにこのように考えてみることです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月29日 07時00分05秒
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