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カテゴリ:自己啓発
【弱さを克服する日常生活のルール】
★青木仁志氏の言葉から― ◎人生は、1日の質をどこまで高めていけるかで大きく変わります。 とはいえ、1年365日、毎日パーフェクトにやるべきことを完了させて 過ごすのは難しいでしょう。 時には誘惑に負けたり、快適感情に流されてしまうこともあります。 それが人間です。 人は完璧ではありません。そこで習慣の力を借ります。 よい習慣を身につければ、高いところから低いところへ水が流れていくよう に、がんばることなく計画どおりの1日を過ごせるようになります。 「行為は感情に先行する」といいます。 これは「やる気になったら取り組みます」ということではなく、まず行為か ら入る、型から入るということです。つまり、感情は後回し。 わかりやすい例が習い事です。 まず型を身につけることから始める。すると「できる・できない」と考える 間もなく自然とある一定のレベルまで上達できます。 スムーズに次の行動へ移るための型というのもあります。 元大リーガーのイチロー選手が現役時代は、バッターボックスに入ると、バ ックスクリーンにバットを突き出し、袖を軽くたぐる仕草をしてから構えに 入りますね。 型は集中力を高めます。次の動作へ移りやすくなるのです。 動けないのは、前向きな気持ちになれないからです。 よい目的、よい目標に生きる、動機善。 いつもよいことが起きると考えていたら、よいことが起きます。 悪いことばかり考えていたら、悪いことが起こります。 そんなときは、無理に前向きになろうとせず、とりあえず型どおりにやって みましょう。行動すると感情がついてきます。 まず行為から入る。「それができないから悩んでいるんじゃないか」という 人は、行為を「型」と置き換えてみてください。 「習慣化するまでには努力が必要だ」と思われる方も多いのですが、自分 の負荷に合わせて型をつくればいいのです。無理は禁物。 たとえば、いきなり「いつもより2時間早く、朝6時に起きよう」と思い 立っても3日坊主が関の山でしょう。 まずは、5分でもいいから早起きしようとする。 早起きできたら、その結果をきちんと自分で承認しましょう。 慣れてきて「よし、あと10分は早起きできるな」と感じたら、新たな 目標を設定してチャレンジします。 (参考文献:青木仁志著 「一歩前に踏み出せる勇気の書」アチーブメント出版) ________________________________________ *自分に欠点や弱いところがあるなら、それを強くしたいと思うのも向上心 があるからこそである。 その向上心をうまく行動に移していくには、コツがある。 それが、著者のいう「日常生活のルール」をつくることなのだ。 しかも、それは少し背伸びをすれば届くレベルのものであっても構わない。 むしろここから始めることを勧めている。 行動や型を整えれば、気持はあとでついてくる。 行動と感情がいつも最高の状態にあるとは限らない。 つまり、体と心のバランスはとりにくいことを知っておくのも大事なのだ。 これが自分を知ることなのだろう。 この自覚があることで、自分の状態をいい状態に維持しておこうという工夫 も生まれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年04月22日 07時00分17秒
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