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2020年07月24日
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カテゴリ:生き方
【人生と料理の共通点】

◎日本講演新聞の社説に、心に残るお話がありましたので、ご紹介します。

《立命館アジア太平洋大学の出口治明(でぐち・はるあき)学長が、ある講演会
 で一人の若者の話をしていた。

 その若者は、一流と呼ばれる大学を卒業して、誰もが知る大手企業に就職した。

 毎日、残業を惜しまず夜9時まで働いた。
 仕事が終わると、時には上司に誘われて、時には同僚と飲みに行くことが日課
 となった。

 「社会人とはこういうものだ」と思っていたので何の疑問も抱かなかった。

 年末に実家に帰った、そして高校時代の友人と飲んだ。
 彼は友人と中身のないおしゃべりをしながら、
 「こいつ、社会人になっても全然成長していないな」と思った。

 帰る道すがら、はっとした。「成長していないのは俺も同じだ」と気付いた。

 年が明け、彼は三つのことを決意した。「残業はもうしない」「お付き合いでは
 飲みに行かない」、そして「勉強しよう」である。

 後に彼は、その会社で最年少の課長に昇進していったという話なのだが、要は、
 「社会人になったのに勉強もしない。長時間労働をして働いた気になっている。
 飲みに行くのはいつも会社の人たちとだけ。これでは賢くなるはずがないです
 よね」と出口さんは言う。

 因数分解の話も面白かった。

 「皆さんは美味しい料理とまずい料理、どっちを食べたいですか?」
 と問い掛けた。誰に聞いても「美味しい料理に」に決まっている。

 では、なにが「美味しい料理」と「まずい料理」とを分けるのか、である。
 両者それぞれ因数分解してみると分かるという。

 料理は「素材」と「調味料」と「調理法」の三つに因数分解できる。

 すなわち、まずい料理とは、古くなって素材の味が落ちていたり、調味料の
 分量が間違っていたり、調理法、たとえば茹で時間や炒める時間が適当だった
 りする。

 一方、美味しい料理には、新鮮で良質な素材、調味料の正しい分量、そして
 熟練された調理法の三拍子が揃っていることは間違いないだろう。

 これくらいはちょっと考えれば分かることだが、問題は、出口さんが次に
 投げ掛けた質問である。

 「皆さんは美味しい人生とまずい人生、どっちを送りたいですか?」

 これも因数分解してみる。
 「美味しい人生」はどういうもので構成されているのか。

 「新鮮で良質な素材」に当るのが、常に更新されている「知識」である。
 ひと昔前の価値観や自分の凝り固まった人生観で、今の時代を生きるのは
 やっぱりまずい。

 「調味料」に当るのが、その知識に基づく「経験」や「行動」だ。
 知識をどう解釈し、人の幸せにどう生かせているかである。

 そして「調理法」とは「自分の頭で考え、自分の言葉で伝えること。これが
 イノベーション欠かせない」と出口さんは言う。

 「イノベーション」とは、「新しいアイデアから社会的意義のある新しい価値
 を生み出す技術革新」のことだ。

 サラリーマン時代はイギリスで勤務していた出口さん。
 58歳で退職した後は自ら会社を興して経営者になり、69歳でその会社を
 退いた。

 その年、立命館アジア太平洋大学が学長公募をしていたので、ダメ元で応募
 したら通ってしまった。

 大学関係者になった出口さんから見ると、「このイノベーションを起こせる若者
 がどんどん少なくなっている」と言う。

 それは、ろくに勉強しなくても卒業できる大学と、成績重視でしか採用しない
 企業のせいで学生が勉強しなくなったからだ、と。

 日本の大企業を束ねる「経団連」を出口さんがこう分析する。
 「全員男性で、最年少は60歳。外国人はいない。全員雇われ経営者で、起業
 した人は一人もいない。副業をしたこともなく、一つの会社でずっと長時間
 労働をしてきた人の集団」。

 そして「日本の教育の司令塔である文科省も似たようなもの」と続ける。

 「こんな中でイノベーションを起こせる若者が育つはずがない。
 ならばそういう人間に自分でなるしかない」というのである。

 そのやり方が、冒頭に紹介した若者の行動だ。

 疲労困ぱいで帰宅して「フロ・メシ・ネル」の生活ではなく、仕事が終わった
 ら異業種の人と会い、本を読み、休みの日は旅に出るという「人・本・旅」で
 「美味しい人生」を送ろう。

 これが出口学長のメッセージだった。》

 (出典元:日本講演新聞)

     *     *     *

 出口さんは京都大学を卒業後、日本生命に入社しロンドン現地法人の社長を
 務めました。58歳で退職し、ライフネット生命を起こし会長に就任。

 そこも10年で退き、現在は立命館アジア太平洋大学の学長として若者の教育
 にあたっています。

 その大学は、学生数5000人ですが、3000人は外国の若者が学んでおり、世界
 90か国から来ているとのことです。

 数十年後、彼らの中から、世界のリーダーが生まれる可能性もあります。

 同時に、年齢を問わず、人生にイノベーションをもたらす「美味しい人生」を
 送る人でありたいと思います。

                     (by ハートリンクス)





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最終更新日  2020年07月24日 07時00分06秒
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