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カテゴリ:生き方
【つらいときは力を抜くとき】
本多時生氏の言葉から。 《重労働をすれば疲れるのは当たり前ですが、力の入れ過ぎでつらくなるケース もあります。 必要以上に疲れると感じた時や、一所懸命にやっているのにうまくいかない時 には、「力を抜こう」と考えてみてはどうでしょうか。 「力を抜く」ということは「その事をサボる」とか「いいかげんにやる」と いうことではなく、少し力を抜いてその事をやったほうがいい、ということ です。 力の入れ過ぎで問題なのは、余計な所に力が入っている状態です。その分、力 が分散してしまい、本来必要な働きの足を引っ張ってしまうこともあります。 また、力が入り過ぎると柔軟な考え方ができなくなってしまいがちです。 「○○でなきゃならない」「ちゃんとできなくちゃいけない」「これがダメ なら終わりだ」などと、無意識に思い込んでいるような場合です。 そのために、(すぐにはどうにもならない)現実に抵抗して苦しみ、疲れてし まいます。 仕事でつらい思いをしやすい人は、「力を抜く」ことができないのかもしれま せん。 ちゃんと(うまく、早く、たくさん)やらなくてはならないと思い過ぎたり、 人の目を気にし過ぎたりしてしまいます。 何か悪いことがあると、どんどん自分を追い込んで、心身ともに疲弊して、 つらくなる考え方や行動をしてしまう。その悪循環に陥ってしまします。 どこかで(できれば早めに)力を抜いたり、休んで心身を回復させてから、 落ち着いて考えることができれば、もっとラクに済ませることができるで しょう。》 (出典元:本多時生著 「ラクに生きよう」アルファポリス) * * * 仕事が好きな人は、つらさを感じることは少ないのではないかと思います。 もちろん、好きな仕事にトラブルが起きればそれなりの大変さはありますが、 つらさとはまた違ったものです。 つまり、仕事というのはイヤイヤするより、目的意識を定めてやるようにすれ ば、つらさも義務感も生まれることはないと思います。 好きな仕事なのに、人間関係が悪いために仕事がつらいと思うことがあるかも しれません。 さらに、小さくてもいろいろな問題が、複雑にからんで仕事そのものがつらく なったということもあるようです。 仕事に限らず、家事をふくめてつらさを感じたとき、力を抜く具体的な方法が あります。 それは、日々の生活を60点主義で考えることです。 斎藤茂太さんは、80点主義で人生は快調・快適になるとおっしゃっていまし たが、私は、つらさを感じたら60点主義でもよいと考えます。 今はどうかわかりませんが、学生時代は学校の試験では、60点取ればどうに か単位をとることができました。 つまり、60点というのは、不合格ではないが合格点の最低ラインです。 つらいときは、とりあえずこれで自分に合格点をつけてしまうのです。 そして、徐々に点数を上げていけばいいのです。 つらくなったら、自分に寛容になることが元気になるためのコツです。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月02日 07時00分06秒
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