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カテゴリ:生き方
【自己責任の発想が人生を豊かにする】
心理学博士・榎本博明氏の言葉から。 《◆運命を好転させるシンプルな方法 ある結果が出たとき、その原因が自分にあるのか、自分以外の要因にあるのか、 ハッキリしないのが普通です。 課題が難しすぎたにしても、他人の助力がなかったにしても、それだけが原因 とは言い切れないでしょう。 自分の能力がもう少し磨かれていれば、うまくいったかもしれません。 自分がもっとがんばって全力を出し切れば、うまくいったかもしれません。 多くの場合、原因は複合的です。 だからこそ、「自己責任」の発想が重要な意味を持つのです。 人のせいにしたり、状況のせいにしたり、運のせいにしたりする限り、自分が 変わることはありません。 自分で責任を引き受けない限り、自分を変える必要に迫られないので、何も成 長はありません。 自分が変わらなければ、状況も運命も好転することはなく、人生も変わりませ ん。 ◆「逆境」は自分を伸ばす“バネ”になる 理想的な生い立ちなのに、いつも後ろ向きで冴えない人もいれば、逆境の中で 育ったことをバネに何ごとかを成す人もいます。 要は自分の責任を引き受ける覚悟があるかどうかです。 人生に制約はつきものです。 その制約の中をいかに生き抜くかに「個性」が現れるのです。 そこには自己責任が伴います。 運命や状況そのものを直接変えるのは不可能です。 でも、自分の姿勢が変われば、それに伴って状況も運命も自然に変わっていく ものです。 「自己責任」の発想で行動をコントロールしていくことが、運命をよい方向に 切り拓いていくコツです。》 (出典元:榎本博明著「不思議なくらいやる気がわく教科書」三笠書房) * * * 責任は自分にある、という考えをスタートの時点でもっている人の多くは 経営者です。 中には、会社の業績がよくないのは部下のやる気がないから、景気が悪いから という人もいるかもしれません。 少なくとも、社員が働きたいと思う企業のトップは「責任は自分にある」と いう理念を持っているように思います。 これは、個人の人生おいても同じことで、自分の人生は自分に責任がある、と いう考えを持つ人も多くいるのです。 なぜかというと、責任を他人のせいにすることで、自分が成長することはない と分かっているからです。 自分に責任があると思うところから、反省が生まれ失敗が生かされ、自己成長 への意欲が高まるのです。 豊かな人生とは、自分自身が生きてきた過程が、自己成長の証であると思える 生き方です。 また、不思議なことに、責任は自分にあると思う人はまわりに感謝する気持ち が強いものです。 それは、感謝することが、自分の成長には必要なことだからです。 環境のせい、他人のせいと、結果の原因を外に求めるより、責任を受け止めて 内面を見ていくことが、人としての成長につながると思います。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月18日 07時00分06秒
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