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カテゴリ:生き方
【運は全力で取り組んでつかむもの】
勝負事などではよく、「運を天に任せる」という言葉を使うことがあります。 やるだけのことはやったのだから、あとは神様に任せようという思いを表わし ています。 中には、適当に取り組んであとは、「どうにかなるだろう」というような多少 投げやりな気持ちで使うことがあるかもしれません。 しかし、やはり運をつかむなら、すべての力を出し切ることが重要です。 100年以上続く企業に任天堂という会社があります。 ほとんどの人が知っている有名な娯楽企業です。 それほど歴史のある会社ですから、社訓のようなものがありそうですが、実は ないのだそうです。 ただ、「一寸先は闇。運を天に任せて、与えられた仕事に全力で取り組む」 ということが、企業としての経営方針のようです。 創業当初は、花札や玩具などを製造販売する会社でした。 戦後まもなく、3代目の社長が後を継ぐことになりました。 しかし、まだ22歳という年齢だったこともあり社員も従ってくれません。 事業もタクシー会社、ホテルの経営などを広めたもののうまくいかず、元の 玩具を扱う会社に戻ります。 その苦労のなかで3代目の山内社長は、おもしろいものを作ろう、と日夜考え すべての力を集中して、商品開発に取り組んだのです。 1980年の初め、ファミリーコンピューターが出現してまもなくゲームソフト 「スーパーマリオブラザーズ」を製品化し、これが大ヒットします。 販売量の多さは、ギネスの世界記録として認定されるほどでした。 経営方針にあるように、仕事には全力で取り組んでこそ意味があり、その結果 運をつかむことができるのです。 さらに、仕事や目標のために全力で取り組んでも、成功するかどうかの保証は ありません。 失敗するかもしれないという不安は誰もが抱くものですが、それでも次の 目標なりを立てて前に進もうという意欲がなければ、運も味方になっては くれないでしょう。 運を天に任せるという境地になるには、後悔しないぐらいに全力を出し切る こと、失敗を恐れないことが最も大切です。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月22日 07時00分07秒
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