|
カテゴリ:生き方
【子ども時代の興味や関心を大切にしよう】
ある事象や物事について、人よりも多く知っている人のことを博識がある、 などといいます。 ただ、知っているだけではただの「もの知り」です。 ある教訓に、次のようなものがあります。 「あることを知っているだけの人は、それを好きになった人には及ばない。 それを、好きになった人も、それを楽しむ人には及ばない」 つまり、もの知りであるだけでは好きな人に勝つことはできないし、また好き であるだけでは、楽しむ人には勝てないということです。 これは、興味や関心をもち、それを楽しむぐらいまでの境地に高めていくなら 人生を楽しむことになる、と解釈できます。 ある放送局で、気象キャスターをしている斉田季実治さんという人がいます。 斉田さんは、父親の仕事の都合で転勤が多く、そのためいろんな地域に住んで いました。 そして、地域によって雨の降り方が違うことに興味をもったそうです。 さらにしだいに、気象の変化を知ることが好きになり大学では、海洋気象学を 学びました。 大学生のときに気象予報士の資格をとり、卒業後はあるテレビ局に就職し災害 現場への取材も体験しました。 それに関連して、海の気象による災害事故にも関心がわきライフセーバーの 資格もとりました。 気象災害で人命を救いたいという新たな目的が生まれたのです。 斉田さんのように、子どものときの興味や関心がひとつのきっかけになり、 将来の生き方に大きな影響を与えることはよくあるのです。 どんなことであっても、興味と関心をもつことは大切なことです。 最初は、ただ好きであってもそれを楽しむようになり、それが自分の職業にも なるなら、これほど幸せなことはありません。 仕事が楽しいというのは、人生を楽しんでいることにもなります。 趣味を含めて、興味や関心をもつことは充実した人生を送ることと同じです。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年11月02日 07時00分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[生き方] カテゴリの最新記事
|