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カテゴリ:生き方
【心を熱くすると、積極的になる】
人間を含む生きものには、命を守りたいという防御本能があります。 そのために、安定を好む消極的な考えになりやすい特質があります。 こう考えると、ネガティブ思考も必要なものであるということができます。 ただ、ネガティブ思考だけでは、人類は進歩も進化もできなかったはずです。 つまり、生きものはネガティブな考えとポジティブな考えのバランスをうまく とりながら命をつないでいるのです。 とくに、人は知性と心がありますが、ネガティブな考え方だけで生きていこう とすると、体は成長しても心の成長は止まったままになります。 それでは、生きていることで感じられるさまざまな出来事を楽しむことはでき ないでしょう。 たしかに、人は消極的な気分になりやすいものですが、何かに挑戦して自分を 向上させたいという、積極的な気分にもなれるのです。 そして、物事に積極的に取り組んでいこうという、ポジティブ思考になると心 にエネルギーが生まれ、行動することができます。 この心のエネルギーとは、心の熱です。 自動車も最近では、電気エンジンで走る時代です。 この電気エンジンは熱をエネルギーに変えて、車を走らせる仕組みです。 人も同じで、心というエンジンで熱というエネルギーを作れば、自分が思った ような生き方を実現できるのです。 ただ、何でも自分が思った通りのことが実現できるほど、人生は簡単ではあり ません。 気持ちに任せて突き進んで失敗しないように、消極的な気持ちで制御するよう なブレーキの役目も必要です。 このようなことから、人は本来消極的な考えを持ってはいますが、一方では 積極的な考えを求めたがる特質を持っていることがわかります。 両方のバランスをとりつつ、自分の人生を楽しみ味わうこと。 ここに、人の独自性があるのではないでしょうか。 もう一つ大事なことは、人間は何らかのかたちで、自分を高めたい、成長した いという本能的な欲もある、ということです。 この欲とは、自己表現をして自分の存在を他の誰かに認めてもらいたいという ものです。 このとき、人の心は熱くなって自分を積極的な自分に変えていこうとします。 たとえば、好きなスポーツでもっと強くなりたい、と思うとき練習がきつくて も、自然に積極的な気持ちが湧いてくるようなものです。 よく考えると、この公式はすべてのことに当てはまっています。 つまり、何であるにせよもっと積極的な人間になりたい、と思うなら心が熱く なるように工夫をすればよいのです。 工夫をするとは、知恵を出すこと、考えることです。 目ざす目標にすぐには到達できないかもしれませんが、段階的にできることか ら一つずつ、心が熱くなるように工夫をしていけばよいのです。 これで、積極的な姿勢を持続できるようになり、毎日の生活にも張り合いが出 てくるでしょう。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年09月28日 07時00分14秒
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