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カテゴリ:生き方
【愉しみながら生きる】
人はみんな楽しいことが好きです。 好きなYouTubeを見たり、好きなお笑い番組を見るのが楽しい、と思う人も 多いのではないでしょうか? その楽しさを味わうことで、その日のストレスも発散でき、気持ちを切り変え ることができます。 ただ、楽しいことも大切ですが、もっと別の意味での「愉しい」時間を過ごす ことはもっと大切です。 「楽しい」というのは、なにか楽しい刺激を外からもらうことが多いのです。 先ほどの、YouTubeを見るなどがそうです。 一方、「愉しい」というのは、自分独自に楽しめるなにかがあり、気分がよく なるという意味があります。 たとえば、「毎週日曜は油絵を描くのが愉しみ」「寝る前に推理小説を読むのが 愉しみ」というものです。 これは、自己の主体性によるものだといえます。 つまり、「楽しい」より「愉しい」のほうが、その人の心の奥まで浸透するも のなのです。 もちろん、イライラするよりなにかで楽しい気分になることが、はるかに健康 的であるのは間違いありません。 ただ、現代のようにストレスの影響を受けやすい環境では、「人生を愉しむ」 というライフスタイルを持つことがよりベターな生き方になるでしょう。 さらに、愉しむほうが楽しむことより、脳内から出される幸せホルモンの出る 量がより多くなります。 なぜかというと、感覚的に楽しむことより、少し高次で主体的に感じる愉しみ のほうが、物事に感謝したりすることに敏感になるからです。 つまり、楽しみよりも愉しみの多いほうが、それだけ幸せホルモンがたくさん 出やすい状態をつくることになるのです。 また、月に何度か定期的にボランティア活動を愉しみとしている人もいます。 このような人はいきいきとした気持ちで過ごしていて、健康的です。 膠原病、とくにリウマチの専門医として著名な医師で篠原佳年(よしとし)と いう方がいらっしゃいます。 この先生が、 『人間は、生命エネルギーが心と体を動かしていますが、このエネルギーが 低下すると病気になり、まったくなくなると死んでしまいます。 そして、不思議なことに、この生命エネルギーを自分のためだけに使うと、 一方的に消費され低下していきます。 ところが、人のために使うとこのエネルギー増えていくのです』 と述べています。 自分のためだけではなく、自分以外の何かのために、自己の生命エネルギーを 使うことを愉しみにするのは、簡単ではないでしょう。 それでも、「楽しむ」ことよりも、「愉しむ」という今までとは違う意識をもつ ことで、日々の過ごし方も変わって来るのではないでしょうか。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年02月05日 07時00分08秒
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