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カテゴリ:生き方
【受けた応援への返し方】 スポーツに限らず、頑張っている人には応援をしたくなります。 かりにその人が、結果を残せなくても、日々努力をした姿と必死さは応援した 人たちに、夢と喜びと勇気を与えます。 また応援を受けた人も、応援してくれた人たちには、心から感謝の気持ちを伝 えたいと思うのです。 このような経験をすると、長い人生で困難に直面したときでも、それを乗り越 える力を身につけ、人間的にも強くなれるのです。 プロ野球の球団、福岡ソフトバンクホークスの工藤元監督が、まだ現役のころ 福岡ダイエーホークスから、FAで巨人に移籍したときの話です。 ダイエーホークスのファンの中から、残留してほしいという声が高まり、何と 15万人の署名が集まったそうです。 しかし結果として、巨人に移籍することになりました。 工藤選手は署名してくれたファンの方々に、それまで応援してもらったことに 恩返しをしたいと思い、次のような行動をとりました。 それは何かというと、巨人に移籍した後、数年かけて署名してくれたファンに 直筆のサインをしたお礼のハガキを返信しました。 文面は次のような内容でした。 「マウンドで投げる47(工藤さんの背番号)の後にいつもあなたの声援 があったこと、この5年間に感謝を込めてありがとうございます」 というものでした。 15万通のハガキにサインをするだけで、何年もかかりましたが、コツコツと サインを書くことが、ファンの方への恩返しだったのです。 このように、応援してくれた方々への感謝の気持ちの表し方で、その人の人格 や人間性を知ることができます。 受けた応援を恩として感じるかどうかは、人によって違うかもしれませんが、 人の心を大切にできる人は、人間的な魅力にあふれています。 人の心を大切にできる人は、どんな職種であろうと、現役を退いた後でも人々 の記憶に刻まれるでしょう。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月13日 07時00分10秒
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