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カテゴリ:生き方
【人の欠点だけを見ても幸せにはなれない】 ある教育家の人が次のように語りました。 「自分にとって 一番怖いことは 自分が他人の目で 自分の欠点を責めたてて 自分の存在を否定すること」 私はこの言葉のあとに、勝手に次のように継ぎ足してみました。 「さらに、自分にとって 一番怖いことは 他人を自分の目で 他人の欠点を責めたてて 他人の存在を否定すること」 江戸時代の末期、吉田松陰というたぐいまれな教育家がいました。 彼は、塾生の長所だけしか見ませんでした。 もちろん、塾生には欠点もたくさんありましたが、長所を伸ばすことを最優先 にして教育しました。 その結果、のちに塾生の中から、明治新政府の中核となる人材が何人も生まれ ています。 松陰自身も、人の長所を見ていくことで、自分自身の人間性を豊かにして成長 できたのです。 自分のことも他人のことも欠点ばかり見ていては、幸せへの道は遠くなるばか りです。 他人の長所を見つけて、「素晴らしいなぁ」と感じたら、自分にもそれと同じ 素晴らしさがあるということです。 また、人が美しい絵を見て感動するのは、制作者の持つ芸術意識と同じレベル の感受性がその人にもあるからです。 人の欠点よりも、長所をたくさん見るように心がけていくほうが、豊かな心に なれます。 欠点から目を背けるのではなく、長所をより多く見ていくと欠点も愛嬌に感じ られるようになります。 人とのコミュニケーションや人間関係をうまくできる人、あるいは人の使い方 が上手な人は、相手の欠点よりも長所に注目している傾向があるようです。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月15日 07時00分14秒
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