テーマ:ペットの病気。。。(1100)
カテゴリ:ホメオパシー
今日は予告していたホメオパシーの話をちょっとしようと思います。
キキは、変更したレメディが良かったのか嘔吐が少し減り、調子 良さそうです まず、知っておいてほしいことは、ホメオパシーは奇跡を 起こすものではない、ということです。 レメディーは、自然治癒力のお手伝いをしてくれるだけです。 レメディーさえ飲んでいればいい、ということも決してありません。 病気の元となる生活習慣を変えなければ、また同じ病気や違う 病気になる可能性があります。 大切な事は ☆正しい食事 ☆適度な運動 ☆清潔な住環境 ☆公衆衛生 です。これらが守られなければ、いくらレメディをとっても 限界があります。 例えば、ドライを置きえさにしていて、ケージの中で猫を飼っています。 膀胱炎が治りません。レメディでどうにかして下さい、という患者 さんが来たとします。 こんな患者さん来たら私は怒るかもしれない。これはレメディ以前の 問題です。ケージから出し、手作り食にしたらレメディなんて いらないかもしれないですね。 アニマルホメオパスになるには、食事はとっても大切なことです。 人間はなかなか食生活は変えられないかもしれないけど、わんにゃんは 変えやすいし、効果もあるものです。 開業したら、ホメオパシーの相談だけでなく、食事相談も受けたいな、 と思っています。 なかなか手作りに詳しい獣医さんもいないですからね。 さてさて、レメディの話ですね誰かに効果があっても、同じような症状の 他の子に効果があるとは限らない、ということを覚えておいて下さいね。 それに、こういう下痢にはこれ、こういう嘔吐にはこれ、って書いてある 本もあるけど、それって西洋医学的ですよね。 薬がレメディに代わっただけで、症状から選んでいることに変わりはない ですからね。 でも、しゃべらない動物の場合はある程度はしょうがないです。でも、 病理だけでレメディを選んでいると、壁にぶち当たることもありますよ。 さくらやキキが食欲廃絶した時にまずあげたのが、Sulphur(サルファー) 硫黄のレメディです。 お世話になっているホメオパスさんは、食欲廃絶にはこれが一番効いた、 と言っています。それもかなり高いポーテンシーです。 うちはさくらの場合はもう末期すぎて、効かなかったけど、キキにはヒット しました。1時間毎に何回かあげたこともありました。 あと、腎不全で使う可能性が高いのが、Nat-mur.(ナットムール)岩塩の レメディです。塩をなめると喉が渇きますよね。だから喉が渇く腎不全に 使えます。 特に、腎臓が悪くてつるつるした冷たい床の上で寝たがる猫にはいいです。 キキもある時期まで座布団の上のふかふかした所に寝ていたのに、ある日 突然つるつるした棚の上で寝始めたんです。 さくらの時にも経験があったので、これは、と思いNat-mur.に変更したら ずっと吐いていた朝方の嘔吐が次の日ぴたっと止まりました。 あんなに高い数値でも、キキがまあまあのクオリティを保てているのは、 状況に応じてレメディを変えているからかもしれません。 あとは、自家製電解質液とウィラードウォーターをあげているのも いいのかも。 ご飯を食べ始めてからは、キキは自分で水を飲みますが、上の二つを飲んで ほしくてシリンジでちゅっとあげています。 電解質液は、水1リットルに塩大さじ1、はちみつ小さじ1です。 状態が悪くなる前は、水を飲む量が増えると電解質を一緒に置いてました。すると、 電解質を飲むんです。必要だって分かるんですね。しばらくすると、 飲まなくなります。で、また水を飲む量が増えると置きます。すると、飲んで しばらくすると飲まなくなる、の繰り返しでした。 ウィラードウォーターは、飲用のダークを水に溶かしてあげています。 最近は自分から飲んでくれてます。 今日はこの辺で。ホメオパシーのことは、定期的に書けたら書きますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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