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なんであたしがあんたの機嫌取んなきゃいけないのよ

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2012.10.20
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今度は野球観戦という謎の会社イベントに参加させられました。
休日はどこいった。
球を目で追いながら、叫んだり歌ったりで応援したり。
そうやってる時は楽しいと言えば楽しいんですけど、急に全てがバカバカしくなるんですよね。
お粗末な試合の展開と、日々ボロボロになっていく自らの人間の尊厳を見比べて、どっちがマシか考えていました。

そこに、課長の子どもが奥さんに手をひかれてやってきました。
わざわざこの遠い野球場まで連れてこられてかわいそー
もう帰りたいと大声で叫んでるのを横目で見ながら、ミートゥーと思ってました。
いいぞもっと言え。
あと20年くらい経ったら言えなくなるんだから、今のうちに言っておいた方がいいよ。
課長の子ども、恐ろしいくらい、課長に似ていた。
不満をあらわにした時に目に寄るしわとかね。
課長と同じつまずきが顔にまざまざと表れていて、きっと、この子だって生まれたくて生まれたわけじゃないんだと思ったら、課長に似て醜い目鼻立ちのこの女の子を、まるで自分の子どものように愛せるような気がしました。





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Last updated  2012.10.20 21:58:13



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