テーマ:学校生活(513)
カテゴリ:進路・就活
3月22日(火) 東京電力 <9501> 1098カ +150 後場に入りストップ高買い気配で推移し、結局ストップ高比例配分となった。474万株の買い注文を残した。東証1部の売買代金トップ。東電福島事務所が22日正午すぎの記者会見で、福島第一原子力発電所2号機の煙は、「22日午前7時すぎの時点で、ほとんど見えない状態にまで減少している」としたほか、3号機についても「灰色がかっていた煙が白みがかった煙に変わり、煙の発生は終息に向かっている」という見方を示したとことが買い材料となった。野村證券は投資判断を「1」から「2」に、目標株価を2700円から980円に引き下げた。大震災による福島原発停止の影響で業績見通しを下方修正した。同証券予想の最終損益は2012年3月期に1兆129億円の赤字、13年3月期に1624億円の赤字と見込む。12年3月期は修繕費用や引当金5800億円の特別損失計上を予想している。 栗本鉄工所 <5602> 143 +27 急伸。前週末比2割超上昇しており、一時、東証1部の値上がり率ベストテン入りした。特に個別で新規の材料が出たわけではないが、復興需要関連の思惑が浮上している。地震などにより断水した場合でも確実に飲料を確保する「非常用耐震性水槽」を手がけていることが買い材料となっている。 若築建設 <1888> 100カ +30 東証1部の上昇率ベストテンに浚渫株が軒並みランクイン。若築建設 <1888> がストップ高となったほか、東洋建設 <1890> 、東亜建設 <1885> 、五洋建設 <1893> が2~4割超上昇している。東日本大震災で津波の被害が甚大だったことから、今後、港湾修復や津波対策関連工事の拡大が見込んだ思惑買いが流入している。 デイ・シイ <5234> 198 +38 急騰。前週末比2割超上昇している。一時、東証1部の上昇率ベストテン入り。太平洋セメント <5233> 系で、太平洋セメントの買い人気が波及した。デイ・シイはセメントと生コンクリートを手掛けており、復興関連の一角として位置づけが与えられた格好となっている。 東邦亜鉛 <5707> 381 +37 4連騰。18日発表の2011年3月通期の連結業績予想の増額修正を好感した買いが流入している。営業利益は従来予想の65億円から80億円に、純利益は71億円から74億円に上振れた。LME(ロンドン金属取引所)相場は当初の想定に近い水準で推移しており、需要が堅調だった。 日本電産コパル <7756> 1000カ +150 続伸した。18日発表の特殊レンズユニット事業の廃止が好感された。業績予想は減額されたが、リストラ進展を評価した買いが流入している。同事業廃止に伴い資産廃棄損失の計上などを理由に2011年3月期の連結最終利益は従来予想の49億5000万円から24億円(前期比38.3%減)に減額修正された。 フェローテック <6890> 1619 +166 ジャスダック市場で4日続伸。前日比11%超上昇している。福島原発事故から代替エネルギー関連を物色する動きが一部で台頭しており、その流れに乗っている。太陽電池が代替エネルギーとして注目されており、太陽電池用シリコン結晶製造装置を製造・販売している同社株が中核銘柄して注目されている。 大阪製鉄 <5449> 1431 +124 主力大証で4日続伸。11日の震災発生前の水準を回復。前週末に2011年3月期の期末配当を1株につき10円にすると発表しており、好感された。従来は「未定」だった。業績見通しなどを勘案した結果、前年同期から5円増やすことにしたとしている。実施済みの中間配当15円と合わせた年間配当は前期比10円増の25円。また、同社工場は西日本に集中しており、今回の大震災による直接的な被害は出ていないことや、今後復興需要に伴い建設用鋼材の需要が増加するとの思惑も浮上している。 遠藤照明 <6932> 518 +37 大証2部市場で4連騰。一部産業紙で、中国でLED(発光ダイオード)照明器具の生産能力を約2倍の月20万台に引き上げると伝えられたことが買い材料となっている。同製品の2011年度の売上高を10年度見込み比2倍の160億円に増やすとしている。 マキタ <6586> 3545 +70 5日続伸。ゴールドマン・サックス証券は、同社の海外生産比率が8割以上に達しているうえ、国内の工場も東北/関東地区にはなく、生産面での影響は相対的にも軽微であると推測されると指摘。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.23 08:42:27
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