都営地下鉄新宿線岩本町駅:『フジヤマドラゴンカレー』 男ならがっつりカレーを食ってみろ! トッピングが楽しいカレー屋さん
広島県福山市で今年4月に産声を上げたばかりの『フジヤマドラゴンカレー』フランチャイズ店を中心として全国展開を目指しているらしいのだけど、1,245店を展開する『COCO壱番屋』が2位以下の上等カレー(75店)やゴーゴーカレー(65店)を圧倒的な数で上回る独壇場である市場そこに参入するとはどれほどの実力があるのかと、今月18日にオープンしたばかりの秋葉原店を訪ねてみることにいたします沖縄に次ぐ、3号店となる秋葉原店があるのは都営新宿線岩本町駅からすぐのトコロだというのですが、カレーショップとしては珍しくビルの2階というまさかの展開ちょっと離れると2階の壁面に掛かれた大きな看板が目につくのですが、足元にいるとそれを目にすることも無く…辺りをキョロキョロとしてしまいます間口半間ほどの階段を見つけて2階へと上りますと、ドアの片面を使った看板に迎えていただけますまだ3店舗目ってこともあって、チェーン店によくある金太郎飴のようなパッケージではなさそうですが、居抜き物件に大きな投資をすることも無く上手く雰囲気を出す力はあるようですね店内に入りますと、壁面の至るところに面白いフレーズが並んでいまして…それを見ているだけでも楽しい気分になれますし、ついつい色んなトッピングに手を出してしまいそうです客席は30席足らずではありますが、カウンター席を主としたレイアウトですし、中央にある10人ほどが座れる大テーブルにもお一人さまが座れるなどの工夫が成されていますので効率面でも優れています色んなトッピングを楽しむのがこちらのお店の特徴であるようで…手仕込みとんかつカレーであるとか、ダブルチキンカレーであるとか、更には全部のせちょいワイルドカレーであるとかの商品がずらりと並んでいますその上トッピングも充実していて、ガリ豚、ベーコン、ハンバーグなどなどとどれも追加したくなるようなものばかりまた卓上には、薬味となるピクルスのほかに、その昔カレーにソースをかけるとおいしくなるなんて都市伝説のように言われていたことがありますが、こちらにはその専用ソースや、カレーの辛さを調整できる辛味調味料などが用意されているなんてことも面白いですね色々と考えた結果、先ず初回である今日は人気No.1と書かれた「全部のせちょいワイルドカレー」をいただきます全部のせとは書かれていますが、実際にはトッピングのすべてか乗せられているわけでは無く厳選されたトッピングが乗せられているようで…大きなベーコンに迫力を感じますし、刺激のない豚はただの豚とのキャッチフレーズ通りに生姜の刺激があるガリ豚と海老フライが真っ赤な丼に鎮座しています1番から10番の間で辛さを選ぶことができるカレーはコクがあるモノでして、3番が基準であるとのことからちょっと辛めにしてみようと5番でお願いしてみたのですが、もう少し辛くしても良かったかなという感じカレーは飲み物なんて言うお店もありますが、こちらのカレーはガッツリと食べるカレーでありますねビックリするのは残ったご飯に白湯スープをかけるカレー雑炊でありまして、卓上に置かれたポットに入ったスープを自由に使うことが出来るのですが、そんなカレーなんてこれまで食べたことも無いしと疑心暗鬼の中いただいてみますと…不思議なことにこれが全く違和感なく、今までなかったことの方が不思議に思えるほどでありますお邪魔した時間がお昼営業が終わる寸前だったってこともあってか、ポットに入れられたスープが熱々でなかったことは残念でしたが、これにハマる人も多いのではないでしょうかね1番おいしいのはお母さんが作ってくれるカレーで、2番目においしいカレーを目指そうというところから世界で2番目においしいカレーと謳っているらしく…福山にある本店を『フジヤマドラゴンカレー研究所』と改名し、その試行錯誤はまだまだ続いているのだとか今後が気になるお店であります【フジヤマドラゴンカレー】東京都千代田区神田岩本町1-13 清新ビル2F03-3252-0141