超置いてけ堀企画発動!
せっかくだから、過去にTRPGで使ったキャラクターシートを晒してみよう。な企画を発動してみました。ついでに、そのキャラクターの思い出語り入れちゃったり。そんなの読んで誰が喜ぶかといえば、主に中の人。中の人の、中の人による、中の人のための自己満足企画です。えー!(不満)あ、まず無いと思いますが、キャラクターシートを見てピンとくる人が、世の中に5~6人くらいいるのは確実です。「お前、○○高校にいた××だべ、久しぶり!」とかいうコメントを残されると、赤面どころの騒ぎじゃないので、関係者の人はそっとしておいてください。というわけで。←クリックするとキャラクターシート全体が表示されます。ジパ・クランケさん。ドワーフの戦士。主に屋外活動を担当してました。患者?というツッコミは禁止です。以下、ジパさんの武勇伝。最初の冒険で、目的地に向かう途中の野営時。ご飯をちょっぴり豪華にしよう。と思い立ったジパさんは、近くの森に狩りに入りました。所有武器がグレートアックスやモールという、超近接武器だらけで、ウサギやシカを狩れるのかは疑問ですが。ジパ「なーに、罠を仕掛ければいいんじゃよ」で、森の中を散策中にクマさんに遭遇しました。ゲームマスター(ゲームの裁定者。以下GM)の描写から、プレイヤーはそれを灰色熊(駆け出し冒険者にはかなり強いクマ)と認識できますが、ジパさんが灰色熊と認識できるかは、ダイスの神様次第です。で、ダイスの神様は、「ちょっぴり大きなクマ」としか教えてくれませんでした。そんなちょっぴり大きなクマと遭遇したジパさんの脳内思考回路の遷移。ちょっと大きなクマ→肉多め→ご馳走じゃん→レッツイート!ジパ「肉じゃーーー!!!!!!!」叫び声とともに、目の前のクマに迷わず殴りかかります。はっきり言って、無謀です。ダイスの神様の加護もあり、普通、駆け出し冒険者が勝てるわけない灰色熊と互角の勝負。というか、むしろ押し込む勢いでクマを殴るジパさん。こちらも向こうも傷ついてますが、このまま行けばギリギリでジパさんの勝利。GMや他のプレイヤーの、「もしかして、もしかすると、もしかするんじゃない?」「初回の冒険で【灰色熊殺し】の異名をもらうのか?」「豪華な夕飯!豪華な夕飯!」という期待を一身に背負い、クマの攻撃を受け止めるジパさん。ダメージ判定で振ったダイスの目は1ゾロ(サイコロ2個振って、いずれも1の目)。ソード・ワールドのルールでは、1ゾロを振るとどんな判定も自動的に失敗扱いになります。この場合、クマの攻撃は完全にジパさんに命中し、鎧などでダメージを防げない状態に。ジパさんはすでにダメージを受けていて、残り8点。クマさんの打撃点は12点。8から12を引くと、-4。ジパさんの生命点、プラマイゼロ。むしろマーイ!生命点が0点以下になった時点で気絶します。さらに、生死判定を行わねばなりません。生命点がマイナスになっているので、生死判定はかなり難しくなるのですが、今回はダイスの神様が高めを出してくれたので、かろうじて生存。名は体を表す。の典型例化するジパさん。幸いなことに、あまりお腹の空いていなかったクマさんは、殴りかかってきたドワーフを返り討ちにして満足したのか、森に帰っていきます。もし、お腹が空いていたら、「狩りに出かけて逆に狩られる」という、ギャグとしては最高に笑える状況になっておりましたが、それはすなわちジパさん死亡フラグです。しかも、周囲に人がいない状態なので、誰かが助けにきてくれないと、そのうち生死判定に失敗してもれなくジパさん死亡。ある意味、絶体絶命です。しかし、野営地で待機していたほかのパーティメンバーが、「肉じゃーーー!!!!!!!」の絶叫を聞いており、その後戻ってこないジパさんを心配して捜索する。とGMに宣言したため、生死判定で失敗を出す前に救援が来てくれました。応急処置により、息をふきかえすジパさん。復帰後の第一声は、ジパ「ワシの肉はどこじゃ?」その後、順調に冒険を重ね、狩りで無謀な獲物を狙うこともなくなり、グレートアックスやモールに次々と撃墜マークを増やしていきますが、一番輝いているのは、最初の冒険で灰色熊に付けられた撃墜されマークでした。【教訓】・森の中でクマさんに出会ったら、とりあえず逃げよう。個人的には、上から見たジジィの図がお気に入りです。