カテゴリ:金融資産運用
独学 3級FP技能士 試験 解説 中野克彦 なかじまともみ 福島由恵
(14) A国の金利が上昇し,B国の金利が低下することは,他の要因が一定で あれば,一般に,外国為替市場においてはA国通貨高,B国通貨安の要 因となる。 解説者:福島 由恵 (ライター/イラストレーター、CFP(R)、1級FP技能士) (14) 正解:○【為替と金利】 A国の金利が上昇し,B国の金利が低下することは,他の要因が一定であれば,一般に, 外国為替市場においてはA国通貨高,B国通貨安の要因となります。 よって答えは○となります。 【過去の出題】 なし 為替と金利の関係を問う問題はあまりありませんでしたが、 重要なテーマなので関係をおさえておきましょう。 一般に、日本の金利よりも米国の金利のほうが高い場合、 「日本で預金するより米国で預金したほうが有利だ!」と考える人が増えて、 「円を売って、米ドルを買いたい!」と思う人が増えることが予想されます。 そうなると、円安ドル高に向かうことが考えられます。 反対に日本の金利のほうが米国金利よりも高い場合は 「米国で預金するより日本で預金したほうが有利だ!」と考える人が増えて、 「米ドルを売って、円を買いたい!」と思う人が増えることが予想されます。 そうなると、円高ドル安に向かうことが考えられます。 なお、この内容は 『イラストでわかる!スピード合格FP技能士3級テキスト』 金融資産運用の「第2節 金融市場と金融政策」P125 で解説しています。 物価と国内金利、海外金利と為替の関係をまとめて理解してください。 ─────COPYRIGHT (C) 2012 Yoshie Fukushima All Rights Reserved. ──── お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2012.06.14 14:58:31
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