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カテゴリ:読書
約1週間掛けて読み終えた文庫本「原節子 あるがままに生きて」。 原節子さんは高峰秀子さんと並んで好きな女優さんの一人ですが 小津安二郎と言いこんなことを書いていると私がとんでもなく年寄りに 思えてくるかも知れないですがまぁ若い娘では無いですがまだアラフォーなんです 節子さんの映画は大分見たつもりですがこの本によると実に108本の映画に主演されているのですよね~。その大方が傑作とは言い難い作品だったようで・・・。 この人、若い頃は本当凄い美人です! オマケに頭もよく大スターなのに気さくで飾らない 人柄だったようです。 節子さんの言葉に「好きなことは先ず読書、それから泣く事、ビールを飲む事 あとは怠ける事」と書かれています。 大根役者と言われていた節子さんですが小津安二郎監督からは評価が高かったとか。。。 「晩春」「麦秋」「東京物語」と三部作見ましたがどれも節子さんらしい 演技で小津監督が節子さんの良いところを上手く引き出し取り入れた作品でした。 戦後は日本中食糧難でしたが節子さんも例に漏れず食料には苦労したらしく 何キロもあるお米を背中に担ぎ農家を行き来していたらしいのですが 途中米袋の端が破れ中から米がこぼれ出てしまったのですが 拾うに拾えずようやく家に辿り着いた頃にはお米は半分になっていたとか。 誠に大女優らしからぬ節子さんの姿を想像するだけで我々一般庶民も 少しだけ節子さんに近づけたような気分になります。 あまり書くとネタバレになるので詳しくは節子さんの本でどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.13 17:08:48
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