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「いただきものをしたので、どうぞ!」といって、いただくことがある。これは、お裾分けではなく、お福分けだそうだ。あまり、聞き慣れた言葉ではなかったが、納得した。
御裾分け(おすそわけ)は、「裾分(すそわ)け」の丁寧語である。お福分けとも。他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること。「すそ」とは着物の裾を指し、地面に近い末端の部分というところから転じて「つまらないもの」という意味がある。よって、本来目上の人物に使用するのは適切ではない。一方、お福分けは「福を分ける」意味であるゆえ目上の人物に使用しても失礼に当たらないとされている。 (Wikipedia)
お福分けは、自分で買ってきたものも、せっかく手に入ったいいものを自分だけで一人占めにしないで、みんなでどうぞと、みんなで一緒に楽しむ事である。そして、一言「お福分けです」と言葉を添えることが、その場の雰囲気も明るくする。
「つまらないものですが」と言って、渡す人がいる。謙遜しているのは、分かるが、よく考えたら、失礼な話である。「つまらないものなら」持って来ないでほしい。それよりも、「お福分けです」と言われた方が、うれしくなる。食べ物ならより美味しくいただける。
但し、作りすぎてしまったものや余り物を「お福分け」されてもうれしくない。マイナスイメージになってしまう。そして、あきれられてしまう。
言葉は、新鮮である。今まで、「お福分け」という言葉を聞いたことがなかったから、これから使う楽しみが増えてきた。 これから、たくさんの福を与えまくって、周りの人たちが幸せを感じて欲しいと思う。 「お福分けです」素敵な言葉だなぁ。
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最終更新日
2013年11月14日 05時57分42秒
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