テーマ:ビールを語ろう(2298)
カテゴリ:うちの一族
家の写真の中央の柱から見て左側を見てみると、左端に樽が山積で中央より側に木箱が山積になっています。この箱の幾つかに「サッポロビール・ダース入り」と右から左に書いてあります。
家庭用の冷蔵技術という点では、大正12年に家庭用冷蔵庫が発売されたことを勘案すると、夏はさほど冷えていない状態で、冬は凍らんばかりの冷たさで、賞味していたものと思われます。 このサッポロビール、時代的に見て、大正5年当時は、開拓史が作っていたビールというわけでは当然無く、明治39(1906)年9月に大阪麦酒(アサヒビールの前身)、日本麦酒、札幌麦酒(サッポロビールの前身)が合併して設立され、次の年に、東京麦酒を買収した大日本麦酒株式会社が販売していました。 それでも、やっぱり北海道ではサッポロビールというブランドが扱われていたようで、人気のブランドだったようです。 ビールの箱が木箱ってのも、当時のプラスチックの状況等を考えると当たり前と言えば当たり前ですが、なかなか、時代を感じさせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 9, 2007 04:23:42 PM
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