憧れの人
「私はこの瞬間の全てだった」4年前、そんな体験をしてから、自分の内側が勝手に変化し朝起きると、物事に対する視点が変わるということを何度も繰り返してきた。視点が変わることにより 、過去の出来事や、現在起こっている出来事全てが、私自身への 愛であると気がついた。気がつけば気がつくほど、意識は拡大してゆき ある時、全ては愛だと腑に落ちた。 周りの人達の言動の発端は、愛だと腑に落ちたのだ。 人間的に、困難な状況や、望まない場面が起きても それを「愛の側面」で紐解くことで、感情は苦痛ではなく感謝へと変化した。今では緩やかな変化にうつり変わってはいるが、当時はものすごいスピードで変化しいる感覚が強く、とても不安だった。現実的にも、様々な事が私の身に起こった。人とは違う感覚で生きていることは自覚していたが、感覚がより鋭くなり、研ぎ澄まされていく。特に寝起きは、人としての制御機能が緩んでいるのか光で形作られるキューブ状の物が見えたり、その光にぎっしり文字が書いてあり、光は情報なのだと体感したり、驚きと発見の連続だ。寝起きの状態では、毎日何かを掴んで目覚める。沢山の世界線の中からこの世界線を選んで目が覚める感覚もあり、今までと全く変わってしまった。物理学の用語を聞いて、心が震えて泣くという事が頻繁に起きていた時期もある。理論は頭で理解できないが、その体感があるという感覚だった。当時、私の周りに同じような変化を経験している人がおらず、 意識が拡大するにつれ、研ぎ澄まされていく感覚に戸惑っていた。他の人には見えないものだと認識する度、病院へ行こうと思ったりして、「不安」と「孤独」と向き合う日々を送っていた。そんな私の心を支えてくれたのは、今一緒に活動している友達と、「ごくらく皇子惣士郎」さんだった。ワンネス体験の後、突然YouTubeに惣士郎さんの動画が上がってきた。「神との対話」の作者であるニールさんの講演会を仲間に通訳している動画だった。私より先を歩いている人を発見した!と思った。私自身の変化が加速するにつれ、惣士郎さんとの距離が遠い事に気がついていく。変化すれば変化するほど、遥か未来にいる人だということが分かった。その感覚は今でも変わらない。どんどん遠くなっている。ひととの向き合い方、接し方、在り方が私の理想だ。惣士郎さんの存在は、私の中の「謙虚さ」を引き出してくれる。憧れの人がいることは、とても幸せだ。惣士郎さんにはなれないけれど、私が今できる範囲のことをただ懸命に取り組めばいいのだと気づかせてくれる。本当にありがたい存在だ。先月、惣士郎さんが主催されるリトリートに勇気をかき集めて参加した。一般参加は私だけだったのだが、生まれて初めて心が満ち満ちるという体験をした。人が集団で集まる場所で、心が満ちたのは初めてだった。その空間では、「愛の側面」から紐解かれ表現方法が未成熟であったとしてもその奥にある発端の「愛」を周りが言語化してくれる。未熟さを指摘するのではなく、未来のその人自身というあり方で、より成熟した表現方法をただ見せてくれるのだ。全てのことが、愛の計らいで完璧に「心地よく」ピッタリ起きているとどの瞬間も感じられたのは初めてだった。集団の中で「心地よい」場所があることの発見はとても大きかった。現実世界に、こんなに素敵な循環を作ることができるのだと惣士郎さんが証明してくれた。それは、私にとって「希望」となった。これからも私自身を支えてくれると思う。今回、惣士郎さんを知った経緯や、感謝の気持ちをご本人にお伝えする機会をいただけた。惣士郎さんからお言葉をかけて貰ったのだが、その内容から、4年前に見ていた虹色のバスの夢が惣士郎さんのコミュニティにつながっていたのだと腑に落ちた。4年前には想像もしていなかった世界を、私は今生きている。まさか、惣士郎さんに会いに行くなど当時の私は想像もしていなかった。自分の想いを叶える、自分との約束を守る、それだけを大切に、日常の小さな選択を重ねてきた。その度に少しづつ勇気を出し、そして、貯まった勇気をかき集め今回リトリートにひとりで参加した。私をあきらめなくて本当に良かった。遥か未来からエールを送ってくれる惣士郎さん、共に歩んでくれる友達や家族、私に関わってくれる全ての人達のおかげです。本当にありがとうございます。想像もしていなかった未来に向けてこれからも選択し続けていきたいと思います。関わってくださる全ての方たちに、感謝。