「覗き見?」
アパートの向かいの部屋を覗き見しているうちに、真夜中の街を散歩?するようになり、他人の家の窓を見て回る主人公「まりも」。
散歩というより、徘徊に近い気がする。目的もなく歩きまわる。何が見たいわけでもないし。それも夜中に若い女性が・・・夜の人間が見たいのかな?
なんとなく、大学も辞めてしまい、たまたま行った喫茶店の主人である姉さんに拾われた「まりも」
姉さんの男性関係を冷めた目でみながら、壁に耳をあてて姉さんの部屋の声を聞く。
覗き見をするのが女性であるのが、おもしろい。
官能的な表現もあるが、嫌な感じはしない。
『ひとり日和』を借りようと図書館へ行ったら貸出中だったので、文芸賞受賞作品の『窓の灯』を借りてきた。ネットで予約ができるけど、いつ順番がくるかわからないので、よっぽどでないと予約はしません。
だから、乱読になってしまうのかな~