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2020.01.08
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カテゴリ:京の見どころ
 私の住まいする地域一帯・大将軍(タイショウグン)の氏神様です、近くにある学校・大将軍小学校やはりタイショウグンと読みますが、大将軍八神社はダイショウグンと読みます
 また、一般的に○○神社・XX神宮の場合その○○.XXが神社の名を指しますが、ここは大将軍八神までが名を指します、大将軍八神の社(ヤシロ)ということです
 今年2日に初詣でしたが、氏神様であり例年のようにお詣りしていますので写真は過去の年のものも含まれています、ご了承お願いします。
 
 大将軍八神社 平安京より千年.京都の北西方・天門を護ります

 794年桓武(カンム)天皇による平安遷都の際に陰陽道で祀られる星神(方位神)である「大将軍(ダイショウグン)」のお堂を天門にあたる都の北西に建て、怨霊や災いの侵入を食い止めるとの趣旨で大将軍社が創建されました、初めは大将軍一神でしたがあと七神を合わせ八神とされました、
 明治に入り、神仏分離令により神道を国教として「素盞鳴尊(スサノウノミコト)」の御子神を迎え暦神の八神と習合させ正式に「大将軍八神社」とされています
 
 ↓本殿にかかる額「大将軍八神」です


 ↓神社.石の鳥居と神門まえです 鳥居の額は「大将軍社」、先程の本殿の額は「大将軍八神」ここの石碑は「大将軍八神社」です 神社の成り立ちの経由が読み取れます


 平安京は”四神相応の地”という風水上最高な土地に創られました、
北に丘陵で玄武、東に川で青龍、南に湖で朱雀、西に大道で白虎、により護られています
 


この平安京の四方に都を守護する大将軍社が建てられました
左より、北に位置する西賀茂・大将軍神社、東には東三条・大将軍神社、南には藤森神社内の大将軍社です
そして西(天門)には大道に通じて一番重要だった方除・大将軍八神社が守護します、今も大将軍八神社を含め四社とも現存しています

 八神社に戻ります ↓神門の向こう参道正面は本殿です


 ↓社内には三社・五摂社も祀られその幟が立てられています


 ↓「本殿」正面です


 ↓本殿の真ん前に立てられたモニュメント 星の下八角形の台座には「乾・兌(ダ)・離・震・巽(ソン)・坎(カン)・艮(ゴン)・坤(コン)」の八文字が刻まれています 陰陽道と八卦からいう方位を指します


 ↓本殿御前です 正面奥に丸い鏡が光ります、お詣りしましょう


 ↓本殿の側面、ご祈祷はこちらから上がり承けてお詣りします


 ↓本殿のすぐ側に立つ御神木「招霊ノ木(オガタマノキ)」、大木で字の通り霊を招くされ本殿のお詣り済ましこの御神木をお詣りしパワーを戴く様にと説明されています


 ↓吉方の方位神「歳徳神」と凶方の方位神「大金神」が祀られています 吉方の歳徳神にはお力添えを、凶方の大金神にはお許しを願ってお詣りします


 ↓「宝徳殿」星づくしの神社宝物が収蔵されています

 ↓星の神様である大将軍神一体の石像が入り口を護ります


 宝徳殿一階には貴重な木造の御神像が80体(重文)、陰陽道の宇宙観を顕す星曼陀羅の世界を描くよう立体的に飾られ、二階にはの陰陽道の古天門暦関係資料等が展示されています
  (宝徳殿は春秋二囘のみの公開で写真は不可、以下の写真は神社と敬神会の資料からです)

 ↓「天球儀」天空の星や星座を球状で描かれたもので、江戸時代の天文暦学者渋川春海(シュンカイ)作の日本最古級のものとされています

 ↓「星曼陀羅」前述の立体で保存される御神像の星曼陀羅を平面で描かれたものです

 ↓平安京を護る「四神」左より、北を護る玄武.西の白虎.南の朱雀.東の青龍です



参拝者に”百均”でふりまわれます 甘酒 と焼きまんじゅう大やきです



 ↑毎年11月には氏子に配られます 令和二年の天文暦とお札 平安神宮は京都市内の守護神で一緒に  ↑北斗七星が縫い込まれる神社のお守りです



 
ご利益めぐり
子歳守護「西大路七福社」(西大路通りの東西に沿う七神社です)

吉祥院天満宮 知恵・学問の神
若一神社 開運・出世の神
春日神社 病気平癒・厄除けの神 
わら天神宮 安産の神
平野神社 開運の神
熊野神社衣笠分室 延命・長寿の神
そして、大将軍八神社です 


     お詣りを終え、今年一年ご利益を戴き過ごさせて頂ける事でしょう

    *****************

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最終更新日  2020.01.08 05:00:07
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