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カテゴリ:書き下ろし短編
腸は脳よりも脳の仕事をしている
ぬか漬けを作り毎日食べるようになって3か月が経った。
私は40歳の時に糖尿病の検査で血糖値500以上、ヘモグロビンA1c値15と、とてもすごい値が出て、それから22年間この病気と付き合っている。毎月クリニックに通い血液検査をしている。前回の血糖値の検査でいつもより低い値が出たのだが、特に減量や運動をした覚えがないので、このぬか漬けを食べていたことが影響したのかもしれない。もともと、菌活のために始めたぬか漬けだがこの様な事があり、腸内細菌について調べてみた。
色々なサイトを読んでみたり、動画を見たりしたのだが下記の動画が考えをまとめるのにとても役に立った。是非皆さんもご覧いただくとよいと思う。必ず役に立つ。 腸内細菌と脳の関係 https://www.youtube.com/watch?v=hrxJ51ZKOCs
内容はだいたいこんな感じだ。 ① 発生学的に人は腸から作られる。脳はその後に作られる。 ② 腸と脳は迷走神経でつながっているが、その指令信号の90%は腸から脳に向かっている。 ③ 「幸福ホルモン」のセロトニンやドーパミンなど、ほとんどが腸内細菌で作られている。 ➃ ネズミの実験で健康的な食事を好むものと、不健康な食事が好きなものとの腸をお互い移植しあうとその好みも入れ替わってしまう。腸内細菌が食べ物の好みを決めているのではないのだろうか? ➄ 腸は「第二の脳」ではなく「第一の脳」なのではないのだろうか? 上手く要約できていないかもしれないので、是非ご自身でご覧する事を進める。
次の補足的にもう一つ動画を紹介しておく。 腸内フローラ・腸内細菌の働き 内容は腸内細菌の働きやそれが変化すると身体にも色々影響すると言うことだ。
この様に身体や嗜好、心や感情などにとても大きな影響を与える腸内細菌ではあるが、多くの人たちはあまりよく考えずにTVコマーシャルなどで見かける乳酸飲料などの商品を利用して満足しているのではないのだろうか?このような商品を利用しないより使用したほうが良いに決まっている。しかしそれだけで最高の腸内細菌叢(腸内フローラ)をえることが出来るのだろうか?私は基本的に毎日の食事、運動そして心の動かし方がとても大切になるのではないかと思う。もしかすると私がこのように思い、これを書かせているのは私の「脳」からではなく「腸」からなのかもしれない。 令和3年 9月 4日 (土) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.05 17:18:21
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